2017年8月5日土曜日

デリーからシッキムのガントクへ(2017年7月7日)

ヒマラヤ山中のカザからマナリに戻ってから一週間、
臭くて汚くて暑いインドの下界デリーに二泊だけして東インドのシッキムへ向かう。
ネパールを挟んで西側のラダック、東側のシッキム。
再びヒマラヤ山脈を眺めたい。


デリーからシッキムに向かうには列車でダージリンに近いシリグリへ。
ニューデリー駅の外国人専用切符売り場で購入すると、
デリー東側のAnand Vihar駅午前6時45分発、シリグリと隣り合わせのNew Jalpaiguri駅午前8時20分着というものだった。
620ルピーの二等寝台。
ラダックで過酷なバス移動を続けてきたので横になれるスリーパーはありがたい。
いつでも仰向けになれるよう寝台の上段を予約してもらった。
バックパックを小汚い床に置いておくより上段ベッドに鍵チェーンでくくりつけておいたほうが安心できる。

早朝5時頃、ニューデリー駅前のパハールガンジの宿を出て、リキシャーを捕まえ、
夜明け前ということでしぶしぶ200ルピーも払ってAnand Vihar駅へ。
メトロが走っている時間帯ならリキシャー代を払う必要がない。
プラットフォームで間違って3等座席の集団に紛れ込んでしまい、朝からカオスで疲れたが、
2等寝台はさっぱりとしていて寛げた。
たまにチャイを飲んだり、昼飯や晩飯を食べる以外は居眠りばかり。
他の乗客はスマホで動画を見ていたりと、つくづくインドもモダンになってきたと思う。
デリー近郊のAnand Vihar駅を定刻に出発した列車はひたすら灰色の田園風景を走り続ける。
翌朝降りる駅を間違わないようにアラームをセットして午前7時に起きるも、
iPhoneの地図を見るとまだまだ遠い。
8時20分に到着のはずのNew Jalpaiguriに着いたのが13時過ぎ。
なんと30時間以上もかかるデリーから東インドへの列車移動となった。

特に用がないNew Jalpaiguriを自転車リキシャーで去り、
シリグリ駅近くのバススタンドでなく、道路を挟んで反対側のシッキム方面のバススタンドへ。
当初は午前に着き、シッキムのパーミットを取得しだい、当日中にシッキムのガントクに行こうと思っていたが、
すでに午後なのでシリグリに一泊する。
ちなみにシッキム訪問にパーミットが必要で、ガントク行きのバススタンド内のシッキム・ツーリスト・オフィスで簡単に取得できる。


その場にて無料で取得できるパーミットだけれども、パスポートとビザのコピー、写真が一枚必要。
バススタンドを右側に出て進むと旅行会社兼コピー屋がある。
パーミット取得後はバススタンド出るとすぐ目につく真新しいSathi Hotelにチェックイン。
共同バスルームで700ルピーの部屋を600ルピーにしてもらった。
部屋は新しく綺麗。
WiFiは4階の安い部屋に届かないようでロビーで利用できる。


翌日、シッキムのガントクへ。
ホテルを出て1分でバススタンドなので朝飯前に先にチケットを買いに行く。
が、バススタンドに着いて青ざめる。
昨日パーミットを取得したシッキム・ツーリスト・オフィス隣のチケット窓口は朝から長列。


まさかの展開だがしぶしぶ列に並ぶ。
ネパール、ブータンの分岐点でもあるシリグリだからか、
インド人よりも東アジア系の顔つきやネパール人が目立っている。
チケット窓口で働く人は一人なのに男性用と女性用の列があり、
女性用の列が優先されているようで全然列が進まず。
9時前から炎天下のチケット窓口に並び、実際にガントク行きのバスチケットを購入できたのが10時。
しかも出発時刻は未定のようで11時くらいにチケット記載のナンバーのバスに乗れとのこと。
長いバス移動を覚悟して朝食かね昼食として魚カレーのターリーを食べた。

11時前のSathi Hotelをチェックアウトして再びバススタンドへ。
ガントクからやってきたバスがいくつか並び、チケット記載のナンバーのバスも見つかった。


指定の席で待つもなかなかバスは出発せず。
出発時刻が未定なんてめちゃくちゃなシステムである。
実際に走り出したのは11時半過ぎだった。
なぜかシリグリを出るところでバスの屋根への積荷作業があり、
ゆっくりとガントクへ向かっていく。
シッキムの入り口でありチェックポイントがあったが、
特にパスポートやパーミットを見せる必要がなかった。

小雨が降ったりとパッとしない天候の中、山道を登っていく。
ヒマラヤに近づいているはずが灰色の空ばかりで山は見えず。
世界で3番目に高いカンチェンジュンガも全く見えない。

ガントク近くになると乗り合いバスはスクールバスと化し、
学生服の男女が次から次へと乗り込んできた。
ジグザグ道を登りきって小雨が舞うガントク到着。
青空が広がっていたラダックと打って変わって雨に濡れた標高1700mのガントク。
ジメジメとした湿気のせいで目星をつけていたNew Modern Central Lodgeの600ルピーから500ルピーにまけてもらった部屋はカビ臭く、
ダニやナンキン虫が好きそうな水が腐った匂いが充満している。
幸い虫はいなかったけれども一泊で限界であり、ガントクそのものも一泊のみ。
見晴台から眺める立体的なガントクは興味深いし、ネパール系が目立つ独特な街に雰囲気を感じるものの、
ヒマラヤ山脈は見えない。



雨季でテンションが低くなったシッキムをわずか1日で離れ、
ブータン国境の町ジャイゴンを目指そうと思う。







にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
↑↑
いいね!と思われましたら
閲覧ごとにクリックお願いします!

0 件のコメント: