南半球の夏のクリスマス。
オーストラリア人は家族でクリスマスを過ごし、街中の店が閉まる25日は海辺やビーチで寛ぐらしい。
オーストラリアでのクリスマスはワーホリ時代の2001年についで2回目。
しかし、今回は世界周遊中のプチ滞在としてのクリスマスなので一緒にパーティーをする仲間はいないし、
偶然仲良くなったオーストラリア人の家庭に招かれたアットホームなクリスマスを過ごす
…なんていうドラマチックな出来事が起こるはずもないので、1人で味気なく送る。
ちなみに、昨年のクリスマスは長期滞在中の香港においてビクトリアハーバーでのクリスマスイブ•カウントダウンを香港の若者の群集に紛れ込んで体験したが、
カウントダウン後に花火が上がったり、何かイベントが起こることなく、
ただただ若者たちがメリークリスマスと歓声を上げている中、
1人あっけにとられていたのを覚えている。
そもそも東京で生活していたときはクリスマス休暇という概念がない日本なので当然仕事をしており、
夕飯としてケンタッキーフライドチキンを食べる程度だった。
もう10年以上続いている毎年の儀式のように今年もKFCでフライドチキンを食べる。
尚、何らかのテレビ番組でやっていたが、
クリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べたがるのは日本人だけらしい。
シドニーの街中はクリスマスの雰囲気が少なからず漂っている。
真夏のクリスマスはさぞかし暑いだろうと想像していたものの、
12月半ばのシドニーは気温が17〜28度くらい。
夜になると長袖がいるほどで真夏はもうちょっと先かもしれない。
オフィス街のマーティンプレイスには巨大なツリーがあり、
観光客で賑わっている。
ピットストリートにはレゴで作ったツリーがあり、
子供たちがはしゃいでいる。
日本やヨーロッパのようにショッピング通りがイルミネーションで飾られている光景は残念ながら目にしない。
ちょっとしたショッピングアーケードに入るとツリーや飾られたショッピングウィンドウがある。
一番それらしい雰囲気を味わえるのはヨーロッパ風のショッピングモール、QVBだろう。
クリスマスらしい赤や緑より青色が際立つシドニーでかつてのクリスマスを思ったりする。
実はこれまでも何度か海外でクリスマスを過ごしている。
ワーホリ時代のメルボルンが海外での最初のクリスマス体験であり、
留学中のロンドン、
残りは長旅の道程での上海、エジプトのカイロ、ペルーのリマ、昨年の香港。
クリスマスが目的というよりその後の年越しカウントダウンがメインではあるが。
仲間やシェアメイトとちょっとしたパーティーをしたメルボルン、ロンドンはもちろん、
旅行中でもそれなりのイベントがあった。
ユーラシア大陸横断の最終地としてたどり着いた上海ではミャンマーで一緒だった旅人と何の変哲もない上海庶民の路地で偶然再会し、イブに旅の終わりも兼ねた晩餐をしたり、
カイロでは宿で知り合った旅人とクリスマスの雰囲気がゼロのバザールをうろついたりした。
また、リマでは日系人が営む日本人宿で南半球のクリスマスパーティーを体験し、
ワインを飲んで盛り上がり、クリスマス•カウントダウンもした。
今現在のシドニーでの唯一のイベントは恒例のKFCだけではなく、花火。
クリスマスイブ24時のカウントダウンではなく、21時にダーリングハーバーで行なわれるという。
20時頃からダーリングハーバーはすごい人混みで、
どちらかというとサマーフェスティバルの雰囲気だった。
来週に迫った年越しカウントダウン花火とは雲泥の差だとは信じているけれども、
クリスマスソングにそったちょっとした花火は悪くなかった。
25日のクリスマス当日は店のほとんどが閉まっており、
行き場を失った観光客がうろうろしている。
午前中は快晴だったのでハーバーブリッジを歩いて渡り、
北側の湾でのんびりしようと思ったが、夕方からは雷雨でひどいものだった。
今回のシドニープチ滞在のメインイベント、ニューイヤーイブの花火に期待したい。
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