2014年12月8日月曜日

13年ぶりのシドニーでプチ長期滞在始まる(2014年12月7日)

メルボルンから夜行バスで一気にシドニーへ。

かつてオーストラリア周遊中に利用していたグレイハウンドバスは高いので、
Fireflyというバスで移動。
先進国のオーストラリアにしては珍しく、
1人のドライバーのおじさんが12時間運転し、
荷物の詰め込み作業等も行なっていた。
ドライバーの他に客の呼び込み、集金係がいるインドネシアのバスに馴れきった身には新鮮である。
バスはメルボルンを出るとのどやかな牧草地帯を進んで行く。



まだまだ日が沈まないメルボルンを19時に発ったFireflyのバスは
翌朝6時20分という夜明け直後のシドニーに到着した。
シドニーには12月2日からクリスマスや今回の一番の目的のカウントダウン花火を挟み、
すでにオークランド行きの航空券を予約している1月6日まで35日間、
ちょうど5週間プチ長期滞在する。
旅の路上の休息地としてシンガポール以来の長居となるが、
物価高のシドニーではそう気が休まらないかもしれない。
ワーホリ時代のように働けない日本人観光客にとって
より円安が進行している状況でのシドニー滞在はしんどいだろう。

シドニーで最初に滞在するホステルはちょうどシティとキングスクロスの中間、
ウルムルー近くにあるStrand Hotel。
6人ドミで23ドル(2300円)とシドニーにしては安めの料金。
ただ物価高のシドニーで安いホステルは清潔ではないし、
寛げるロビーはなく、キッチンも狭く、
WiFiもほとんど機能しない状態だった。
メルボルンのホステルといい、
オーストラリアの相部屋の安宿はこれまで旅してきた13ヶ月のアジアにはないような代物で、
西欧人バックパッカーが大勢押し込められた部屋は臭く、
プライベートな空間は皆無、酔っぱらいが騒いでいたり、
たまに警官が誰かに呼ばれて入ってくるという最低クラス。
それでいて料金は東南アジアの居心地いいプライベートルームはもちろん、
WiFiが早く、朝食付きのシンガポールのカプセルホテルや
窓からの眺めがよくて清潔な香港のチョンキンマンションより高くて腑に落ちない。



シドニーでは2001年の3月からワーキングホリデーを始め、
スーパーマーケットでの仕事についてから4ヶ月間滞在し、
その後オーストラリアを一周半グレイハウンドバスで廻ったり、
メルボルンで3ヶ月後学学校に通ってから再び1ヶ月滞在した。
ワーホリが終わり、シンガポールに飛び発った2002年3月まで合計5ヶ月間滞在し、
オーストラリアで一番慣れ親しんだ街といえる。
当時は札幌の大学を休学中であり、
シドニーが札幌についで第2の自分の街と思っていたくらいである。
約13年ぶりのシドニーはやはり美しい。
南半球の夏が近づき、暖かく、
青空に輝く日射の下歩いていると、
東南アジアのような湿気がない暑さに爽快感を抱いてしまう。
高層ビルが乱立するオフィス街でさえ南国の雰囲気に溶け込んでいて明るい。




シドニーといえばやはりハーバーブリッジにオペラハウス。
初日からシドニーのイコンを見に行く。
13年ぶりに訪れてもまったく変わらないサーキュラーキーは安心できる。
シドニーではサーキュラーキーを歩いてハーバーブリッジやオペラハウス、
南国の開放的な空気の中でデジャリドゥを耳にするだけで満足してしまいそう。
香港に100万ドル夜景を見渡せるヴィクトリアハーバーがあり、
シンガポールに今が旬のマリーナがあるように
シドニーのサーキュラーキーは欠かせない。







快晴の日は清々しいシドニーでも雨は降る。
しかもこの時期は雷雨が多いようだ。
そんなときに雨宿りできるアーケード街は英国風でいい。
特にタウンホール近くにあるクイーン•ヴィクトリア・ビルディング(QVB)は
オーストラリアではなかなか味わえないクリスマスの情緒があったりする。
子供たちに真夏のクリスマスではない北半球のクリスマスを体験してもらうにはよさそう。






シドニーの滞在はまだ始まったばかり。
これまでに長居した香港、バンコク、シンガポールと異なり、
宿に快適な空間がなく、物価高がネックではあるが、
真夏のシドニーで無事に過ごして夢のカウントダウンを体験できればと思う。





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