2014年9月14日日曜日

マリーナベイサンズからの夜景とスーパームーン(2014年9月13日)

2014年9月9日は月が地球に最も接近して通常より明るいスーパームーンが見れるという。
ここ最近シンガポールでは曇りや雨が多いものの挑戦してみる。

9月9日までは中国の中秋祭りらしく、中華街ではしばらく前から装飾があったり、
週末にコンサートがあったり、月餅を販売する店に人が多かったりする。



9月8日。
スーパームーンの前日とあって不意に現れた満月はすでに輝いていた。
雲が多い中、ときおり雲の合間から現れる満月を眺める。
マリーナベイサンズ上空に現れた真円は確かに通常より明るいような気もする。



望遠レンズを持っていないのでアップできないのが残念だった。

そして9月9日のスーパームーンの夜。
この日もまた雲が多く、スーパームーンは見れないかなと思っていたが、
マーライオンパークの石段に座りながらワンダフルのショーを待っていると、
マリーナベイサンズの花形をしたアートサイエンス•ミュージアムの上にオレンジ色の満月が現れた。



スーパームーンと言われなければ普通の満月かもしれないけれども、
満月と光と音と水のショーのワンダフルのコラボは素晴らしかった。




20時から始まる10分間のショーにおいて最後は月が雲に隠れてしまうという幕切れだったが。
また、スーパームーンのおかげかどうか、あるいは中華系の中秋祭りだからか、
5日間メンテナンスのため柵に覆われていたマーライオンは解禁となり、
再び口から水を吹き出している。



スーパームーンの月光に包まれたオフィス街のビル群もいつもより眩しく感じられるから不思議である。
上空に再び現れた満月は明るさを増しているようだった。




スーパームーンの翌日、9月10日。
2011年の3月に友人と3人で訪れたマリーナベイサンズのスカイパークを3年半ぶりに訪れる。

この日は午後になっても曇っており、風が強いが、
ときどき陽光が出るので思い切って登ってみる。
残念ながら20ドル(1700円)のスカイパーク入場料が値上げされており、
23ドル(2000円)。
さらにチケット売り場にてあまりにもショックな注意事項を言われる。
なんとプールサイドでさえホテルゲスト以外はアクセス禁止だ、と。
マリーナベイサンズのスカイパークには有名すぎる屋上プールがあり、
プールはもちろん宿泊客専用。
それでも2011年3月に訪れたときは一般人でもプールサイドまで歩み寄って、
プール越しのシンガポールの展望を眺められた。
現在ではプールサイドに入って、天空に近いプールを満喫している様子を垣間みることもできないそうだ。
値上げされた料金を払って、あのプールを見れないとは酷すぎる。
2011年に撮影した写真で我慢するしかなさそう。







今回のスカイパークには16時に登り、クローズになる22時まで居座る。
プールサイドにアクセスできないとはいえ、ほんの少しだけ様子を覗き込める。


プールで戯れる人の多さに一般客がアクセスできなくなった理由が判明。
ただでさえ市民プールのように混雑しており、
中華系の子供達の騒ぎ声が飛び交う中、
一般人も侵入したら夏休みシーズンのディズニーランドになってしまうだろう。
以前はオープンして間もないこともあり、プールは混雑していなかったものの、
世界中に有名度が知れ渡り、多くの宿泊客でごった返すプールになってしまったらしい。
でも、一度はベイサンズに宿泊して、可能であればプールを独り占めしたいものだ。

スカイパークの展望からは9/19〜9/21開催のF1グランプリのマリーナベイ•サーキットも見渡せる。




尚、警備員にF1グランプリ中のスカイパークについて尋ねてみると、
VIP専用のF1パーティーやらがあるらしく、一般人はもちろん参加不可。
実際には予選が行なわれる9/20、決勝が行なわれる9/21はスカイパークに登れるけれども、
15時でクローズとのこと。
ベイサンズのリゾートに乗った船の舳先から眺めるF1レースは最高にちがいない。

やはり雲が多くて夕日は見れず。
それでも、夕闇が深まるにつれライトアップされていくシンガポールの街並を天空のスカイパークから眺めるの最高だった。
20時、21時半に行なわれるワンダフル、20時50分から行なわれるガーデンズバイザベイのライトアップショーも堪能できた。






シンガポール滞在も4週間が過ぎ、あとは来週のシンガポールF1グランプリと、
F1終了後にクアラルンプールからシンガポールにやってくる日本の友人、中村さんを待つだけとなった。








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