2016年3月12日土曜日

チュニジアからマルタ入り、要塞都市ヴァレッタを歩く(2016年2月27日)

モロッコとチュニジアあわせて一ヶ月半の北アフリカの旅が終わり、
年越しを過ごしたロンドン以来のヨーロッパに戻る。
まだまだ2月後半。
ヨーロッパは寒いのでニューヨークへ飛び立つ3月15日までマルタとイタリアで過ごす。

チュニジア旅行中、キルギスタンのビシュケクで会い、
モロッコでも再会したテツヤさんとまたまた合流し、
チュニス〜マルタがたまたま同じ日の同じフライトなので一緒に空港へ向かう。
旅行者とほとんど会わないチュニジア旅行でテツヤさんが唯一の日本人だった。

マルタ行きのフライトはチュニスエアー•エクスプレスという小型の飛行機。
通路を挟んだ両サイド二列であり、羽にプロペラがついている古そうな機体だった。


乗客のほとんどがチュニジア人だろうか。
そもそも生まれてこのかたマルタ人と会ったことがないのでどの人がマルタ人か分からない。
チュニスエアー•エクスプレスはLCCより狭い飛行機で、フライト時間はたった1時間だけれども、
チェックインカウンターで窓側席を選べたり、サンドイッチの軽食が出たりと悪くない。
金額にして1万円ぽっきりで北アフリカのチュニジアから地中海に浮かぶ小さな島国マルタに飛んだ。


イタリアに近いのに言語が英語であり、コミュニケーションが楽で、
同時に初めての国なのに人生初という感じがしないマルタに降り立つ。
マルタ島の空港からスリーマまで空港前のX2のバスで1時間かかる。
マルタの宿は首都ヴァレッタではなく、
ヴァレッタまで船で数分でアクセスできるスリーマという場所のホステル。
7泊するHostel Jonesは意外と混み合っており、
なんと到着日の2日後にマラソン大会が開催されるとのことだった。
モロッコ、チュニジアと安宿のプライベートな部屋だったので、
久しぶりのヨーロッパのホステルは深夜に戻って来る若者がやかましかったりと、
居心地の良さに欠ける典型的なヨーロッパのホステルだった。
10年くらい前からLCCにより安い運賃でヨーロッパ中を簡単にアクセスできる時代が到来して以来、
飲んで騒げる人気の町で週末を利用して遊びに来る若者集団が多くなり、
30代後半に追いやられた日本人バックパッカーはなかなかまったりと寛げない。
また、毎食ローカルな食堂で外食していたモロッコ、チュニジアと違い、
物価高のヨーロッパの食事は菓子パンやインスタントラーメン、
ホステルのキッチンでパスタを茹でて食べたりと自炊になってしまう。


一夜明けてマルタ島の街歩きが始まる。
7日間の滞在なのでじっくりと見て廻る。
まずはスリーマから首都ヴァレッタへ。
ヴァレッタは要塞都市として有名。
スリーマのHostel Jonesからヴァレッタ行きの船乗り場まで歩く。
スリーマそのものも海に面しており、いきなりエメラルドブルーの地中海が現れる。
岩の島であり、岩の海岸だからか透明度は抜群であり、
昨年のギリシャ、キプロス、今月のモロッコ、チュニジアで見た地中海と別格に感じる。



海沿いからスリーマを一望してみると、
一本だけビルがある以外はマルタ島と同じクリーム色の石造りの建物が続いている。


片道1.5ユーロの船でスリーマからヴァレッタへ。
船着場周辺はモダンな店が多く、また旅行者向けのツアーの勧誘があったりと
チュニジアになかった観光地の雰囲気が漂っている。
また土曜日だからかヨーロッパからの週末ホリデーメーカーのような観光客が多い。


船の発着所のすぐ向こうがヴァレッタ。
すでに対岸の要塞都市ヴァレッタが目の前に開けている。


イタリアにありそうな荘厳な大聖堂がスカイラインをなすヴァレッタの船着場にすぐに到着。
自給自足というか、マルタ島の建物は島を形成する岩で造られている。
モロッコやチュニジアのような塗料による着色がない無色の町並みだけれども、
それがかえってクリーム色の圧倒的な統一感を出している。


船を降りてクリーム色の要塞に突入。
いきなり上り坂が現れ、坂だらけのヴァレッタも実感する。


やがてヴァレッタの目印のような大聖堂のドームが見える。
坂のある路地からのぞく巨大なドームがヴァレッタらしい。


坂はあるものの碁盤の目状の世界遺産は歩きやすい。
路地が複雑に入り組んだ北アフリカのメディナから一変、
イスラム世界からマリア像が道角に飾られている世界になった。


さすがヨーロッパの世界遺産となると、メインの通りは観光客であふれている。
観光客どころか、外国人すら見かけなかったチュニジアとのギャップが大きい。


でもメインの通りを外れると人混みもなく開放感がある。
久しぶりのヨーロッパでの街歩きだからというより、
要塞都市ヴァレッタだからぶらついているだけで楽しい。
坂をひたすら登ったり、下るだけでワクワクしてくる。



交差点で何気なく飾られている像も見入ってしまう。



テーマパークのような単なる観光地ではなく、生活臭があるから街歩きが飽きない。
世界遺産で普通に生活しているマルタ人がいる。




そういえば、窓からひもで結んだ籠を垂らしてものを引き上げるのは久しぶりに見た気がする。


歩いていて突然現れる教会の尖塔。
ヴァレッタの空は狭く、大聖堂のドームも不意に上空に現れる。



城壁からヴァレッタの外を眺める。
貿易港としている発達しているマルタの海を大型船が行き交っている。


別の見晴らし台からヴァレッタのスカイラインを眺める。
やはりドームが中心になり、
細長い教会の尖塔がそびえ、
色がないのに統一されている町並みが広がっている。


チュニジアから飛んできて早々、いきなり魅了されてしまった要塞都市ヴァレッタだけれども、
マルタ島には青の洞門などのみどころがあり、ゴゾ島にも見どころがあり、
ここ最近語学留学で日本人に人気があるのもうなずける。








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