イスラエル、パレスチナ、ヨルダン、ドバイ、バーレーンと中東、湾岸諸国の旅を終え、次の舞台は南アジア。
インドを旅行するにはビザが必要で、インドビザを比較的に容易に取得できるというスリランカへまず向かう。
クリスマス、年末年始を含めた2週間のドバイ滞在が終了。
バーレーンから戻ってくると、ドバイ国際空港のイミグレの長列で待たされ、
18時過ぎに3日前まで宿泊していた空港から徒歩圏内のThe Dommeホステルにチェックイン。
クリスマス、年末年始休暇が終わったからか、宿泊客が少なく、快適な滞在となった。
2日後の夕方のフライトでオマーン経由スリランカへ飛び立つので、早速ドバイモールへ。
年越しカウントダウン待ちしていたバージュハリファ真下の芝生ではトラッカーマーケットが催されており、
縁日のような賑わいだった。
年越しカウントダウン待ちを共にした旅仲間しょこたんとも再び再会し、
何度も見たドバイ・ファウンテンの噴水ショーを見る。
しょこたんは翌日のオマーン航空でコロンボへ飛び立ち、
自分は2日後のオマーン航空でコロンボへ飛び立つ。
スリランカでも合流してしばらく旅の時間を共有しそうだ。
ドバイ最終日も飽きることなくドバイ廻り。
いつの間にか世界一豪華なスターバックスがあると有名になったイブンバトゥータ・モールへ。
空港ターミナル1からメトロで1時間くらいかかる場所にあり、
広大なショッピングモールはペルシャ、エジプト、チュニジア、アンダルシア、中国、インドをテーマにした内装になっており、イブンバトゥータが廻ったそれぞれの世界観を味わうのが面白い。
ペルシャのテーマパークのような中に豪華なスタバを発見。
ちなみにイブンバトゥータ・モールにスタバが三つあり、
エジプトコーナーと中国コーナーに他の二つの普通のスタバがあった。
せっかくなのでペルシャコーナーの豪華なスタバで普通のカプチーノを飲み、
イブンバトゥータを退散。
午後はドバイマリーナを訪れ、超高層ビル群を見上げながらドバイを去るのを惜しむ。
最終日の夕暮れ時はドバイマリーナから近いビーチで過ごす。
ドバイで珍しくアルコールを飲めるビーチらしく、セキュリティーチェックで食べ物や飲み物の持ち込みがないか調べられた。
いつもみたいにペットボトルにリキュールを入れてなくてよかった。
いつもみたいにペットボトルにリキュールを入れてなくてよかった。
西欧人ばかりのビーチでヨーロッパやオーストラリアの雰囲気が漂っているものの、
背景の300〜400m級の高層ビル群がドバイならでは。
日が暮れてからドバイのダウンタウンを歩き回り、2週間の最終日を締めくくった。
ドバイからマスカット経由でスリランカへ移動。
なんだかんだ酒を飲めないと思っていたドバイでもヨルダンの免税店で購入したラムや旅仲間に買ってきてもらったウォッカで年末年始酔いしれたけれども、
ドバイ国際空港でもこれからの暖かいスリランカ旅行に備えてアルコールのボトルを購入する。
同じく南国の島国キューバで毎日のように読んだハバナクラブ1リットルボトルを買っておく。
オマーン航空マスカット行きが17時15分にドバイ国際空港を離陸する。
飛び立って早々、西日の左側にドバイのスカイラインのシルエットが見える。
鉛筆のように細いバージュハリファもこれで見納め。
2週間滞在しただけなのに愛着が湧いたドバイ。
確かに生活臭がしないし、人間味のないテーマーパークのような都市であり、
働いているのはフィリピンや南アジアからの出稼ぎ労働者だけ、
旅行者がメトロやバスへの乗り方さえ知らないアラブ首長国連邦人との触れ合いがない、ゆがんでねじれた町だけれども、矛盾ばかりに満ちたドバイだからこそ好奇心が湧き、
また訪れたいと思うようになる。
何度長居しても大好きなニューヨーク、ロンドン、バンコク、香港、シンガポール、シドニー、東京に次ぎ、自分にとってまた新たなるアナザースカイが増えるかもしれない。
古ぼけたマスカット国際空港で3時間の乗り継ぎ時間を終え、コロンボ行きの飛行機に乗り込む。
乗って早々爆睡であり、機内食の時にだけ目覚める。
イスラム教徒が多いからかアルコールを注文している人はほとんどいないけれども、
カートにある白ワインを頼んでコロンボ到着までほろ酔いに浸りつつ再び眠りに陥った。
ドバイとの時差1時間半。
午前3時45分にコロンボ国際空港に到着した。
空港のアライバルホールで2時間ほど仮眠をとり、空港を出て10分ほど歩いたところにあるバスステーションからキャンディ行きの赤いバス乗り込む。
コロンボは以前滞在しており、宿のレベルも低く、
また一刻も早くインドビザ取得までにかかる日数を把握したいのでキャンディへ直行する。
空港前を出た直前の道路にもバスが停まっており、コロンボ行きのエアコン・エアポートバスだった。
キャンディの宿泊宿はKandy City Monkey。
ドミで一泊750ルピー(600円)。
物価高のドバイを抜けて南アジアに来たんだからシングルのプライベートルームの方がいいけれども、スリランカの宿代は意外と安くなく、ドミで妥協。
残念ながら町の中心から坂道を歩いて30分くらいかかる立地であり、
どういうわけかオーストラリア人の若者が集まるやかましい宿だった。
他のホステルも街中から外れた坂道にあり、いい宿がないキャンディ。
ちょうどKandy City Monkeyの同室ドミにインドビザセンターで申請を終えた日本人旅行者と会い、いろいろ聞かせてもらっていたので心配なくインドビザを申請しに行く。
申請できる時間は午前8時半から午後2時。
Kandy City Monkeyからトンネルを抜け、坂道を下ってからひたすら線路沿いを2キロ近く歩いてたどり着ける。
キャンディ中心からなら2キロ強はありそうな距離。
インドビザセンター近くに着くと、インドビザの申請書を入力してくれる代理店がいくつか並んでいる。
自分自身でホームページからフォームを作成し、インドビザセンターに直接ビザ申請に行くとわずかなミスでも提出し直しさせられると聞いていたので、あまり混んでいない代理店には入り、申請書の作成をお願いする。
パソコンに向かい合ってスリランカ人女性の隣に座り、
パスポート情報を入力してもらい、両親の名前やキャンディでの滞在先を尋ねられるたびに答える。
インドでの訪問先は聞いてもいないのにチェンナイ、ゴア、ムンバイでいいねと言われて頷いてしまう。
その他仕事の情報を教えたり、インドの滞在先のホテル名と電話番号をネットで調べてもらって入力してもらう。
適当といえばそれまでだが、形式的なので悪くない。
20分ちょっとで作業が終わり、申請書をプリントアウトしてもらい終了。
代行手数料350ルビー(280円)と自分でフォームを入力し、プリントアウトしたり、
さらには入力ミスで入力し直しさせられるより手間を考えると安いものだ。
なお、写真3枚用意するのを忘れていたので、400ルピーを代理店で払い、
渡されたレシートを持ってインドビザセンターで写真を撮ってもらう必要がある。
インドビザセンターそのものは薬局がある建物の3階にあるのだが代理店の方が目立って見つけにくかった。
スリランカ人でインドに行く人は少ないのか、インドビザセンターはがらがら。
午前8時半から午後2時までなので早起きする必要はなかったかもしれない。
先のレシートを渡して写真を撮ってもらい、パスポートページのコピーもとってもらう。
合計すると750ルピー(600円)の手数料を払っているとはいえ、
これほど簡単にインドビザ申請したことは過去3回でなかった。
ちなみに他の国で取りにくいと言われる6ヶ月間有効のマルチプル・エントリーのビザである。
インドビザセンターにて代理店でプリントアウトしてもらった申請書と別に紙の申請書を入力し、パソコンに向かっている係員に提出。
特に質問もなく、パスポートと入力情報を照合してもらうだけで終了となった。
インドビザ申請代の1340ルピー(1080円)を払い、受け取りは申請日の1月10日から9日後の1月19日と言われる。
土日もあるし、祝日も含まれているので仕方がない。
キャンディの後スリランカ北部を回ってから取りに戻るので1日遅い1月20日の受け取りにしてもらい、レシートをもらってインドビザゼンターを後にした。
1月20日の午前9時半にパスポートを持って再びインドビザセンターを訪れ、
午後4時からの受け取り時間に無事6ヶ月間有効のマルチプルビザを取得できた。
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