2015年2月18日水曜日

シンガポールの花火とリバーホンバオ(2015年2月18日)

2月18日の夜は旧正月カウントダウン。
旧正月のおかげで1年に2回もカウントダウン花火を見れるのが嬉しい。
2014年は香港、2015年はシドニーと年越しカウントダウンや旧正月イベントで
派手な花火やパレードを世界周遊の道程で見ていると、
日本のような厳かな正月の方が珍しいと分かる。
自分の知る限り除夜の鐘を鳴らすような静かな新年を迎える国は日本以外になさそうだ。
シンガポールのチャイナタウンでの旧正月カウントダウン前に
今回の住み渡り中の香港、シドニーの花火をアップしたYouTube動画で見直してみる。
それぞれ7時間、5時間、16時間待っただけあって素晴らしかった。

•2014年香港の年越しカウントダウン花火

•2014年の香港の旧正月花火

•2014年の香港の旧正月花火

•2015年シドニーの年越しカウントダウン花火


カウントダウン前日、2月17日にはマリーナベイのエスプラナード側の浮島でリバーホンバオがオープンする。
リバーホンバオとは巨大なランタンの展示会場であり、
浮島に設置された舞台では音楽の催しがあり、出店や屋台も出る。
リバーホンバオのオープニングセレモニーとして
20時にマリーナから花火が打ち上がるとの情報をゲットしたので、
リバーホンバオの会場を一望できるベイスタンドで19時頃から待つ。
これまでと同様、花火撮影のためにゴリラポッドを準備。
今回の旅の前に花火をデジタル一眼レフで撮影したことは一度もなかったけれど、
カウントダウン花火続きではまりつつある。
当初は数時間待ちにウンザリしたこともあったが、
花火のための長い待ち時間さえ快感になってくるから不思議だ。
夕暮れ時にライトアップされるリバーホンバオのランタンと背景の高層ビル群とのギャップがいい。
闇が濃くなるにつれこくこくとランタンが浮き上がってくるようだ。




花火は20時ちょうどではなく、5分くらい前に意表をつくように打ち上がった。
すでにシャッタースピートや露出をセッティングしていたカメラでの撮影は大丈夫だったが、
iPhoneでの動画撮影は慌てて途中からスタートする始末。
おかげさまで前半はゆっくり味わう余裕がなかった。
それでも、シンガポールの金融街を背景にし、
色鮮やかなリバーホンバオ上空に打ち上がる花火は大迫力。
シンガポールという都市のスケールの大きさを改めて実感してしまう。



旧正月のカウントダウンではなく、あくまでリバーホンバオのオープニングセレモニーだからか、
5分弱で終わってしまう花火。
でも、これだけでも香港のビクトリアハーバーやシドニーハーバーの花火に劣らない。
やはりクライマックスの連続打ち上げは派手で豪華だった。




リバーホンバオ開幕の花火が終わり、
ベイサンズ近くの橋で路上演奏しているタカさんと合流してからいよいよ会場に入る。
マリーナベイの浮島にこれだけのランタンを展示しているからすごい。
入場無料、オープン初日だけあって人が多い。



ランタンひとつひとつは巨大で、チャイナタウンよりも見応えがあるかもしれない。





会場近くには屋台もあり、正月というよりはお盆の縁日に近い。
夜になっても蒸し暑いシンガポールで正月雰囲気に浸るのは最初から難しかったかもしれない。
家族連れ、カップルも多く、日本のお祭りを思い出してしまう。




リバーホンバオは巨大ランタンに加えて、
浮島でのミュージックコンサートがメイン。
舞台では中国大陸西部、新疆(ウイグル)の民族音楽や踊りが披露されている。
中央アジアの空気が混ざってエキゾチックなパフォーマンスである。
今年の夏に北京から向かう新疆、ウイグル自治区、中央アジア諸国を想起させてくれ、
高揚感に包まれる。





リバーホンバオ初日は会場が閉まる23時まで大満喫。
旧正月期間中11日間オープンしているようなので時間あればまた訪れたい。
18日はいよいよ旧正月のカウントダウンがリバーホンバオやチャイナタウンで行なわれる。







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2015年2月17日火曜日

旧正月前のシンガポール滞在(2015年2月16日)

旧正月の連休は2月19日から。
大晦日と言えるだろう18日夜のカウントダウンまでぶらぶらと過ごす。
昨年9月のシンガポールF1グランプリ待ちで1ヶ月半滞在したにもかかわらず、
今回の滞在はより楽しく、街歩きも決して飽きることがない。


街中は2週間前から旧正月の雰囲気一色。
特にチャイナタウンではメインの通りは提灯で彩られ、
今年はヤギ年らしく巨大なヤギのランタンも飾られている。
尚、日本での干支は羊だけど、中華系ではヤギのようだ。



週末のチャイナタウンの混雑ぶりは凄まじく、
今年2回目のカウントダウンでは想像を絶する人口密度になりそうな気がする。
シドニーの大晦日カウントダウン花火のように16時間待ちはないだろうが、
6時間くらいは待つ覚悟が必要だと思う。


たまたま訪れた2月7日の夜にはドラゴンダンス•コンペティション、
ベトナム、中国、香港、台湾、タイ、マレーシア、ミャンマー、インドネシア、もちろんシンガポールも含めたアジア各国を代表するパフォーマーのグループが得点を競い合う獅子舞ダンスが行なわれていた。
会場に入るには15ドルのチケットが必要らしく、
多くの人は外からのぞいている。
自分も向かい建物二階のフードコートから眺めた。





旧正月イベントはチャイナタウンだけでない。
マリーナベイサンズとエスプラナードの間、
F1シンガポールグランプリのベイグランドスタンドのウォーターフロントでは
イルミネーションが鮮やかなランタンが準備されている。
2月17日にオープンするリバーホンバオの会場らしい。
17日のオープニングセレモニーでは20時から花火もあるようなので見に行きたい。
規模が大きなチャイナタウン同様、リバーホンバオでも旧正月カウントダウンのイベントがあるそうだ。






シンガポールの旧正月において一番のイベントがチンゲイパレード。
話によるとシンガポール、いや東南アジア最大のパレードで、
2015年はシンガポール50周年のため規模も例年より凄いらしい。
ちなみに、チンゲイパレードは珍芸パレードでも、シドニーで有名なゲイのパレードとも関連性はない。
写真で見たところ、リオデジャネイロのサンバカーニバルのようだった。
昨年2014年の香港旧正月のストリートパレードが良かっただけにチンゲイパレードも見逃せない。
写真は2009年のリオのカーニバルと2014年の香港の旧正月パレードの様子。





香港の旧正月パレードは無料だが、チンゲイパレードは有料。
結果からいうとリオのカーニバルのチケットをダフ屋から買うより高かった。
最安チケットで28ドル(2500円)以上と出費は大きいものの、
年に一度だし、50周年記念は最初で最後なのでケチるわけにはいかない。
オーチャードロードのビジターセンターでチケットを買う方法を尋ねて、
教えてもらったSISTICというチケット取り扱いセンターに買いにいく。
なんと28日のチンゲイパレードのチケットはラスト一枚だったらしく、
安いチケットはすでに売り切れ。
50年に1回しかないシンガポール建国50周年のパレードがちょっと遅ければ見れなかっただろう。
残っていたチケットは後方席にもかかわらず60ドル(5400円)と高かった。
でも、人生でまたとない機会なので、思い切って大金をはたいて2月28日のチケットを購入。
5泊6日のモルディブ旅行から27日夜にシンガポールに戻り、
翌日にはチンゲイパレードを見ることになる。
席指定のイベントなので、
カウントダウンのように数時間前から群集の中で待たなくて済みそう。
昨年のF1シンガポールグランプリは立ち見だったのに、
チンゲイパレードはF1コースのグランドスタンドに座りながら見れるのがぜいたくな感じがする。



もちろん、平日も楽しいシンガポール。
旧正月のイベントを待ちつつも、
同じ宿の部屋に2週間滞在して仲良くなったシンガポール人のPatと食事に行ったり、
昨年バンコクで出会った、トランペットを吹きながら世界一周をしているタカさんと再会して、
シンガポールでの路上ナマ演奏を見せてもらったりした。






相変わらず、マリーナベイサンズの光と音と水のショーのワンダフルもちょくちょく見る。
すでに40回は見たのにいまだ飽きない。

2月後半はモルディブ旅行を挟んで旧正月のイベント尽くしで充実感マックスのシンガポールプチ滞在。
世界周遊を中断して、このまましばらく住みたいと思うような快適な都会であり、
いろんな国々を回ってから休息する場所として帰りたくなりそうな自分の居場所でもある。






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