旧正月のおかげで1年に2回もカウントダウン花火を見れるのが嬉しい。
2014年は香港、2015年はシドニーと年越しカウントダウンや旧正月イベントで
派手な花火やパレードを世界周遊の道程で見ていると、
日本のような厳かな正月の方が珍しいと分かる。
自分の知る限り除夜の鐘を鳴らすような静かな新年を迎える国は日本以外になさそうだ。
シンガポールのチャイナタウンでの旧正月カウントダウン前に
今回の住み渡り中の香港、シドニーの花火をアップしたYouTube動画で見直してみる。
それぞれ7時間、5時間、16時間待っただけあって素晴らしかった。
•2014年香港の年越しカウントダウン花火
•2014年の香港の旧正月花火
•2014年の香港の旧正月花火
•2015年シドニーの年越しカウントダウン花火
カウントダウン前日、2月17日にはマリーナベイのエスプラナード側の浮島でリバーホンバオがオープンする。
リバーホンバオとは巨大なランタンの展示会場であり、
浮島に設置された舞台では音楽の催しがあり、出店や屋台も出る。
リバーホンバオのオープニングセレモニーとして
20時にマリーナから花火が打ち上がるとの情報をゲットしたので、
リバーホンバオの会場を一望できるベイスタンドで19時頃から待つ。
これまでと同様、花火撮影のためにゴリラポッドを準備。
今回の旅の前に花火をデジタル一眼レフで撮影したことは一度もなかったけれど、
カウントダウン花火続きではまりつつある。
当初は数時間待ちにウンザリしたこともあったが、
花火のための長い待ち時間さえ快感になってくるから不思議だ。
夕暮れ時にライトアップされるリバーホンバオのランタンと背景の高層ビル群とのギャップがいい。
闇が濃くなるにつれこくこくとランタンが浮き上がってくるようだ。
花火は20時ちょうどではなく、5分くらい前に意表をつくように打ち上がった。
すでにシャッタースピートや露出をセッティングしていたカメラでの撮影は大丈夫だったが、
iPhoneでの動画撮影は慌てて途中からスタートする始末。
おかげさまで前半はゆっくり味わう余裕がなかった。
それでも、シンガポールの金融街を背景にし、
色鮮やかなリバーホンバオ上空に打ち上がる花火は大迫力。
シンガポールという都市のスケールの大きさを改めて実感してしまう。
旧正月のカウントダウンではなく、あくまでリバーホンバオのオープニングセレモニーだからか、
5分弱で終わってしまう花火。
でも、これだけでも香港のビクトリアハーバーやシドニーハーバーの花火に劣らない。
やはりクライマックスの連続打ち上げは派手で豪華だった。
リバーホンバオ開幕の花火が終わり、
ベイサンズ近くの橋で路上演奏しているタカさんと合流してからいよいよ会場に入る。
マリーナベイの浮島にこれだけのランタンを展示しているからすごい。
入場無料、オープン初日だけあって人が多い。
ランタンひとつひとつは巨大で、チャイナタウンよりも見応えがあるかもしれない。
会場近くには屋台もあり、正月というよりはお盆の縁日に近い。
夜になっても蒸し暑いシンガポールで正月雰囲気に浸るのは最初から難しかったかもしれない。
家族連れ、カップルも多く、日本のお祭りを思い出してしまう。
リバーホンバオは巨大ランタンに加えて、
浮島でのミュージックコンサートがメイン。
舞台では中国大陸西部、新疆(ウイグル)の民族音楽や踊りが披露されている。
中央アジアの空気が混ざってエキゾチックなパフォーマンスである。
今年の夏に北京から向かう新疆、ウイグル自治区、中央アジア諸国を想起させてくれ、
高揚感に包まれる。
リバーホンバオ初日は会場が閉まる23時まで大満喫。
旧正月期間中11日間オープンしているようなので時間あればまた訪れたい。
18日はいよいよ旧正月のカウントダウンがリバーホンバオやチャイナタウンで行なわれる。
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