大晦日と言えるだろう18日夜のカウントダウンまでぶらぶらと過ごす。
昨年9月のシンガポールF1グランプリ待ちで1ヶ月半滞在したにもかかわらず、
今回の滞在はより楽しく、街歩きも決して飽きることがない。
街中は2週間前から旧正月の雰囲気一色。
特にチャイナタウンではメインの通りは提灯で彩られ、
今年はヤギ年らしく巨大なヤギのランタンも飾られている。
尚、日本での干支は羊だけど、中華系ではヤギのようだ。
週末のチャイナタウンの混雑ぶりは凄まじく、
今年2回目のカウントダウンでは想像を絶する人口密度になりそうな気がする。
シドニーの大晦日カウントダウン花火のように16時間待ちはないだろうが、
6時間くらいは待つ覚悟が必要だと思う。
たまたま訪れた2月7日の夜にはドラゴンダンス•コンペティション、
ベトナム、中国、香港、台湾、タイ、マレーシア、ミャンマー、インドネシア、もちろんシンガポールも含めたアジア各国を代表するパフォーマーのグループが得点を競い合う獅子舞ダンスが行なわれていた。
会場に入るには15ドルのチケットが必要らしく、
多くの人は外からのぞいている。
自分も向かい建物二階のフードコートから眺めた。
旧正月イベントはチャイナタウンだけでない。
マリーナベイサンズとエスプラナードの間、
F1シンガポールグランプリのベイグランドスタンドのウォーターフロントでは
イルミネーションが鮮やかなランタンが準備されている。
2月17日にオープンするリバーホンバオの会場らしい。
17日のオープニングセレモニーでは20時から花火もあるようなので見に行きたい。
規模が大きなチャイナタウン同様、リバーホンバオでも旧正月カウントダウンのイベントがあるそうだ。
シンガポールの旧正月において一番のイベントがチンゲイパレード。
話によるとシンガポール、いや東南アジア最大のパレードで、
2015年はシンガポール50周年のため規模も例年より凄いらしい。
ちなみに、チンゲイパレードは珍芸パレードでも、シドニーで有名なゲイのパレードとも関連性はない。
写真で見たところ、リオデジャネイロのサンバカーニバルのようだった。
昨年2014年の香港旧正月のストリートパレードが良かっただけにチンゲイパレードも見逃せない。
写真は2009年のリオのカーニバルと2014年の香港の旧正月パレードの様子。
香港の旧正月パレードは無料だが、チンゲイパレードは有料。
結果からいうとリオのカーニバルのチケットをダフ屋から買うより高かった。
最安チケットで28ドル(2500円)以上と出費は大きいものの、
年に一度だし、50周年記念は最初で最後なのでケチるわけにはいかない。
オーチャードロードのビジターセンターでチケットを買う方法を尋ねて、
教えてもらったSISTICというチケット取り扱いセンターに買いにいく。
なんと28日のチンゲイパレードのチケットはラスト一枚だったらしく、
安いチケットはすでに売り切れ。
50年に1回しかないシンガポール建国50周年のパレードがちょっと遅ければ見れなかっただろう。
残っていたチケットは後方席にもかかわらず60ドル(5400円)と高かった。
でも、人生でまたとない機会なので、思い切って大金をはたいて2月28日のチケットを購入。
5泊6日のモルディブ旅行から27日夜にシンガポールに戻り、
翌日にはチンゲイパレードを見ることになる。
席指定のイベントなので、
カウントダウンのように数時間前から群集の中で待たなくて済みそう。
昨年のF1シンガポールグランプリは立ち見だったのに、
チンゲイパレードはF1コースのグランドスタンドに座りながら見れるのがぜいたくな感じがする。
もちろん、平日も楽しいシンガポール。
旧正月のイベントを待ちつつも、
同じ宿の部屋に2週間滞在して仲良くなったシンガポール人のPatと食事に行ったり、
昨年バンコクで出会った、トランペットを吹きながら世界一周をしているタカさんと再会して、
シンガポールでの路上ナマ演奏を見せてもらったりした。
すでに40回は見たのにいまだ飽きない。
2月後半はモルディブ旅行を挟んで旧正月のイベント尽くしで充実感マックスのシンガポールプチ滞在。
世界周遊を中断して、このまましばらく住みたいと思うような快適な都会であり、
0 件のコメント:
コメントを投稿