2015年6月11日木曜日

東南アジア周遊が終わり、バンコクから北京へ(2015年5月27日)

バンコクから1年半ぶりの北京へ飛ぶ。
すでに1年7ヶ月経過した世界周遊において
昨年とあわせてちょうど1年間滞在した東南アジアを去る。

シンガポールやバンコクの2014年、2015年、2回ずつのプチ滞在はもちろん、
ラオス、ベトナム、カンボジア、タイ、マレーシア、インドネシア、ミャンマーの旅も快適で、
熱帯アジア特有のゆったりとした空気、暑い夜に飲む冷えたビール、
汗をかきながら食べる安くて美味い屋台飯、穏やかな人々…
東南アジアからなかなか抜け出せない魅力があった。
でも、どんな旅も永遠に続くわけがない。
かつて2年間かけて中東、アフリカ、ヨーロッパ、南米、アジアを放浪していた間、
永遠に終わらないと思われた世界周遊も上海から大阪行きのフェリーに乗ることであっさり幕を閉じたように
東南アジアを舞台とした世界遊牧住み渡りにもピリオドが打たれる。
そして、東南アジアの余韻に浸っている余裕もなく、
北京からのユーラシア大陸横断が始まる。


ヤンゴンからバンコクに戻ってからは例にもれず
怠惰な時間を過ごしつつバンコクの快適さに溺れる。
バンコクは旅の舞台でも東京のように働きながら生活する日常の舞台でもなく、
バーチャルな日常を演出してくれる世界であり、
世界周遊中、あるいは長い人生においてストレスやプレッシャーも感じずに過ごせる隠れ家のような場所。
社会人として生きる人間が避けられない責任から一時的に逃亡できる街と言えるかもしれない。
自分が旅人として訪れるバンコクはいつもそうだった。
20代の自分のように休学したり、仕事を辞めて長い期間かけてアジアを放浪したり、
オセアニアでワーキングホリデー生活、世界一周する西欧人にとってもきっとそうだろう。
数年前までバックパッカーの聖地と言われていたカオサンで
深夜になってもビールを飲みながら騒いでいる西欧人を見ながら思う。


ミャンマー旅行を終え、北京に出発するまで13日間バンコクに滞在する。
最後のバンコク滞在中、昨年も再会した東京の友人が遊びにきており、
久しぶりに夜の街に繰り出したり、友人といろいろ話したりした。
何度もバンコクを訪れているという彼は転職の合間にバンコク再訪し、
1年ぶりに再会も果たせた。
包容力のあるバンコクは仕事を辞めたからこそ楽しめる良さもある。



もちろんバンコクの友人とも会い、最後の晩餐。
バンコクはもちろん、2013年の香港、2014年のクアラルンプール、シドニーと
ちょこちょこ再会してきたけれども、それは彼がタイ航空で働いているからであって
タイ航空が就航していないユーラシア大陸の途上で会うのは難しいだろう。


カオサンの宿ではYouTubeで映画を見たり、バラエティー番組を見たりと
怠惰なバーチャルな日常を満喫しつつ、日中は馴れ親しんだバンコクの街を哀愁を感じながら歩く。
チャオプラヤ川の夕焼け、夜の中華街のネオン、スクンビット通り周辺の渋滞とどれも愛おしい。




また、当分タイ料理や旨い和食、ラーメンも食べられそうにないので毎日のように美食三昧。
こんなに美味しいものを食べているのに連日の遅寝もあってか、
最後の週は風邪をひいてしまうという皮肉なものだった。





5月26日、マレーシア航空によるクアラルンプール経由北京行き。
消息を絶ったMH370と同じルートのクアラルンプール〜北京のフライトだからか
ネット予約するとLCCよりも安かった。
当然機内食も出るので躊躇せずにマレーシア航空を選択。
別にいわくつきのフライトに心配はなかったのにバンコク前夜は一睡もできなかった。
単純にバンコク最後という感慨と
早朝6時の空港行きのバンに乗り遅れまいという張り切り過ぎた高揚感が交錯したのかもしれない。
風邪の病み上がりの倦怠感と徹夜による寝不足の中、
昨年も含めて2ヶ月以上滞在したATゲストハウスの部屋を去る。


夜が明けて間もない5時半はカオサンが一番静まり返っている時間である。


空港行きのバンに乗るとすぐに眠りに陥り、
気がついたらすでに朝日が眩しいスワンナプーム空港に到着。
中国ビザを持っていないためか、チェックインカウンターの係員はしつこく質問してくる。
言われた通り北京で宿泊するホテルの予約確認書をスマホの予約サイトアプリから見せる。
係員は電話で日本人がビザなしで中国滞在できるかタイ語で確認している様子。
それから現金の所持金額を聞かれ、挙げ句の果てに目の前で見せるように言われる。
寝不足もあって途中から腹が立ってきたけれども、
別にやましいことはないし、口論するのも面倒なので素直に見せる。
ドル現金に日本円キャッシュ、昨年使い残した中国元札を係員に見せびらかすと
ようやく納得したようでチケット発券に進んでくれた。
万が一中国入国拒否にあった際にその場で日本帰国チケットを購入できるか調べているのかもしれない。
とりあえずLCCではなくマレーシア航空なので2便とも窓側を要求すると
あっさりと窓側席をゲットできた。
余ったタイバーツで290バーツ(1100円)もするのにまずい担々麺を食べ、
トランジットルームで仮眠をとった。


バンコクからクアラルンプールへは1時間ちょっとのフライト。
空旅を楽しみながらビールという余裕は睡眠不足でなし。
スワンナプーム空港で食べた担々麺より美味しい機内食のシーフードパスタを食べながら
窓の外の海に浮かぶサムイ島、パンガン島を眺めた。


飛行機が高度を下げている間は熟睡していたようで気がつくとクアラルンプール空港着陸。
快適なクアラルンプール空港では3時間の乗り継ぎ時間があり、
トランジットルームで無料Wi-Fiでネットサーフィンしたり、
たいして腹が減ってもいないのに
2ヶ月前のマレーシアで使い残した20リンギット(700円)でバーガーキング、本日3食目。
18時の北京行きのフライトまで充実した時間を過ごした。




飛行機の席に座って早々再び睡魔に襲われる。
再び目が覚めるとすでに上空。
太陽は雲間に隠れてしまっている。
ほどよく睡眠もとれたのでパーソナルエンターテインメントで映画を見つつ、
本日4食目となる機内食を味わいながらタイガービールと白ワインを堪能する。
やはりLCCより大手の航空会社の方がいい。
消息を絶ったり、撃ち落とされたりして評判が下がり、
チケットが安くなっているのなら尚更である。

北京までは6時間。
18時にクアラルンプールを発ち、
深夜に到着するので昨夜に続き今夜は空港徹夜。
東南アジアの旅が終わり、新しいユーラシア大陸横断の旅は序盤からしてハードだった。





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1 件のコメント:

Luca Abrami さんのコメント...

Heeyy tak how are you??? How is going your travel around the world???