2016年7月4日月曜日

アンティグアからケツァルテナンゴへ(2016年6月1日)

アンティグアの次はケツァルテナンゴ、通称シェラヘ移動する。

期待値が大きすぎたからか、観光客が多く、小洒落たカフェやレストランが多いグローバルなアンティグアにちょっと拍子抜け。
確かに民族衣装を着た女性たちが歩き回り、原色のカラフルな織物を売っていたりとグアテマラらしい雰囲気があるものの、
スペイン語学校が観光名所のように売り出されている雰囲気になかなか馴染めなかった。
当初の計画通り一週間でもアンティグアでスペイン語学校に通ってみればまた違うのかもしれない。
でも、中米諸国をパナマから北上してきて、南米も以前一周したことがあり、
残すスペイン語圏はグアテマラ、メキシコ、キューバの3カ国になってしまうと、
スペイン語勉強のモチベーションも下がってしまった。

アンティグアに4日滞在。
久しぶりに日本人旅行者との出会いを求めてペンション田代に滞在してみるも、
宿泊客が少なく、共同スペースがないからか、あるいは皆個室にこもっているからか、
旅行者同士がわいわい集まって話し合う日本人宿というより、
スペイン語を勉強しながら長居する人のためのシェアハウスのような雰囲気だった。
数ヶ月アンティグアでスペイン語を勉強し、
ここで仕事をするという韓国人男性と廊下や共同キッチンでちょこちょこと顔を合わせる。
日本の大学で勉強していたようで日本語もペラペラだった。
ペンション田代そのものは快適。
清潔で綺麗なシングルで70ケツァル(1000円)。


パナマからコスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、エルサルバドルとイメージがわかない中米諸国廻りのストレスから解放されたからか、
気が抜けたようでテンションが上がらないアンティグアで観光客と地元の人々が集まる広場を回ったり、
40ケツァル(600円)の入場料を払って地震で崩壊した教会を見たりした。





アンティグア滞在中に首都グアテマラシティを日帰りで訪れる。
治安が悪いと言われている首都だけれども、日中手ぶらで歩いてみる限り緊張感もなく、
これまで日帰り旅行で訪れたニカラグアのマナグアやエルサルバドルのサンサルバドルに比べると清潔で明るく、
整然としたグアテマラシティだった。




中心にある広場はコロニアルな教会と建物に囲まれ、日中は人も多く、穏やかな雰囲気に満ちている。
暑すぎて誰もいないマナグアの広場、気が触れた人がいるサンサルバドルの広場と大きく異なる。



街中にはモダンなバスも走っており、日中歩き回っていて楽しいと思えるグアテマラシティ。
でも相変わらず武装警察が多いので夜は治安が悪のかもしれない。





ペンション田代で170ケツァル(2500円)でシャトルバスを手配してもらいケツァルテナンゴへ。
チキンバスを乗り継いでくると高額に感じるシャトルサービス。
早朝5時半のピックアップということで朝焼けが綺麗な5時半前からペンション田代の入り口で待つもなかなか現れず。
6時直前になってようやくミニバンがやってきた。
山道を右に左に揺られて進み、途中二度も乗り換えがあった。

早すぎるけれど9時半にケツァルテナンゴに到着。
広場で降ろしてもらってから坂道を登ってグアテマラ二度目の日本人宿タカハウスへ。
併設のスペイン語学校で勉強しながら長居している人が2人、ずっと長居しながら本の翻訳を行っている人など少人数で、
また昨年7月にキルギスタンのビシュケクでビザ待ちしながらサクラゲストハウスに長期滞在中に出会った人と再会したりした。
タカハウスは仕切りがある3人部屋ドミトリーで40ケツァル(600円)と安く、
オーナーのタカさんが夕飯を作ってくれるのがありがたい。
和食を中心としたメニューを6〜8人でシェアして10ケツァルちょっととお手頃で美味しい。



ケツァルテナンゴはアンティグアのように西欧人や洒落たレストランやバーで溢れていないし、
ローカル色が強くてグアテマラを実感できる町。
昼は市場で安いグアテマラ料理ランチを食べ、夜はタカハウスで安い和食を食べ、
節約しながら中米旅行の疲れを癒すのに最適かもしれない。








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