2017年1月28日土曜日

ドバイからバーレーンへ小旅行(2017年1月6日)

2017年第一弾として安いキャセイパシフィック航空にてバーレーンを訪れる。
旅行者として入国が困難なイラクとサウジアラビアをのぞいて湾岸諸国で最後の国となる。


ドバイ滞在中にバーレーンに行こうと夏頃からすでに決めており、
年明け直後のドバイ〜バーレーンのフライトを検索すると、
LCCではなくなぜか大手のキャセイパシフィック航空が安かった。
他の湾岸諸国同様、宿代が安くないバーレーンなので日程を2泊3日にして
往復で12000円のドバイ〜バーレーンの航空券を予約した。

安いフライトだけあって出発時刻は午前8時15分。
幸いにもドバイ国際空港から徒歩15分のThe Dommeホステルに宿泊しており、
ぎりぎりまで宿で時間をつぶしていてもよかったが、
年明け休暇中の西欧人が溢れかえっていて快適さがなかったので、
同じく翌朝の便でドバイからカイロへ飛び立つ旅仲間と午後10時くらいに歩いて空港へ向かう。
なお、旅仲間は空港コードDXBのドバイ国際空港ではなくDWCを利用するため
空港ターミナル1のメトロ駅でお別れ。
グアテマラのサンペドロラグーナの日本人宿カサデナガレで4日間過ごし、
アンティグアで1日だけ再会した方だけれども、
ちょくちょく連絡を取り合ってモルドバのキシニョフで半年ぶりに再会。
モルドバから沿ドニエストル共和国、ウクライナ、イスラエル、パレスチナ、ヨルダン、
自分の方が先のフライトを予約していたアンマンで一度離れてからドバイ、
と一ヶ月間毎日朝から晩まで旅の時間を共有してきた。
ひとり旅でいることが当たり前だった自分にとって新鮮で充実していた二人旅になった。
旅話だけでなく、身の上話、恋話を毎日聞き、酒を飲み、
一言で楽しいと言い切るには物足りない時間に包まれていた。
今後もネットでの連絡は簡単にとれるとはいえ、
自分のルートと反対のアフリカ、南米と回っていくので3度目の再会は難しいかもしれない。
お互いの新たなる旅立ちのために最後の日々をドバイでの年越しカウントダウン、
バージュハリファからの展望で締めくくった。
一ヶ月ぶりに完全に一人になり、早朝まで時間を持て余したドバイ国際空港で野宿していると感傷的になってくる。




仮眠もままならない午前5時に空港カウンターチェックイン。
1月4日は日本でいう正月明けだけれども、海外では1月2日から平日。
12月23日にドバイに到着した時は1時間半も待たされたのに、
出国用のイミグレ、セキュリティーチェックはがらがら。
モダンなトランジットルームも空いている。


バーレーンのホテルは久しぶりにプライベートルームなので、
街中で酒を買えないバーレーンに備えて免税店でハーフボトルのテキーラを購入しておく。


大好きで何度も長居したい香港を思い出させてくれるキャセイパシフィック航空だけど、
わずか1時間ちょっとの飛行時間で機内食も軽食のみ。
寝不足もあってひたすら爆睡だった。
バーレーン国際空港の滑走路に着陸の振動で目が覚めた。
バーレーンのビザ代は70ドルと割高と聞いていたものの、
イミグレで取得できた2週間有効のアライバルビザは5ディナール、または15ドル。
ビザ代が変更されたのか、幸先のいいバーレーン入国である。

特に荷物チェックもなくあっさりとアライバルホールへ。
宿泊するマナーマのAwalホテルはアゴダで予約時に支払い済みなので
二日間の食事代だけATMで引き出そうと思ったが、
最低金額が10ディナール(3300円)だった。
高額単位のバーレーン・ディナールは使いにくい。
売店で0.15ディナール(50円)の紙パックジュースを買い、10ディナール札を細かくしておく。
空港を出るとすぐにマナーマ市内のバスステーション行きの市バスA1、A2が停車しておりすぐに乗り込む。
バス代は0.3ディナール(100円)と安い。
ドバイに比べると寂れた感じがする地方都市だがモダンなビルも目立つマナーマ。


バスステーションから歩いてすぐのAwalホテルへ。


周辺はドバイのゴールドスークのように南アジア人が経営する商店が多い。


安めのインド料理店、フィリピン料理店、イエメン料理店が並んでおり、困らなそう。


昼飯時に入った南インド料理店では本場カニャクマリやトリヴァンダムで食べた魚のミールが美味しかった。
0.8ディナール(280円)と良心的な値段。



ドバイから来ると寂れた感じもするマナーマのスークをぶらつく。
インド人やパキスタン人ばかりのスークだけれど観光客も訪れるのだろうか、
たまに土産屋から声がかかる。


スークから出ると、ドバイのデイラにあるような中層ビルやモスクが目につく。


小さな町なのに歩くのは不便でドバイ以上に自動車のための町といった感じ。
歩行者用の信号をほとんど見かけない。
現に歩行者は少なく、自転車をこぐ出稼ぎ労働者が交通の激しい交差点に突っ込んでいく。


ドバイに比べるとやはり地味なビルが目立つバーレーンにおいてひときわ目立つのがワールド・トレード・センター。
ツインビルの間に風力タービンがついており、ビル内の電力を一部供給しているそうだ。
斬新でエコな高層ビルだ。



また開発中のマリーナエリアではパナマやモスクワ、ドバイマリーナでも見かけたねじれたビルが建っている。
ねじれてビルはモダン建築の流行りなのだろうか。


バーレーンにおいて最高峰はワールド・トレード・センターでなく、
260mのバーレーン・ファイナンシャル・ハーバー。
空高くそびえるエメラルド色のツインタワーがモダンで湾岸諸国っぽい。


ドバイで長高層ビルを見慣れてきたのでそれほど感嘆しなかったけれども、
260mの高層ビルは中南米やヨーロッパにそう多くない。
ドバイに一足遅れて建設ラッシュのファイナンシャル・ハーバー。


ドバイから来るとどうしても見劣りしてしまうモダンなビル群ではなく、
伝統的なアラブの雰囲気がバーレーンの魅力かもしれない。
イエメンで見かけたようなアラブ風建築が廃墟になって佇んでいる。


古ぼけた家屋の隙間からモスクのミナレットがのぞく光景はいかにも中近東。


マナーマの路地裏では中東でよく見るシーシャバーもある。
外国人や若者が好むアップルやストロベリーの香りではなく炭臭いオリジナルの水タバコだけれども。


エチオピアからの移民もいるからか、コーヒーを豆を炒ることから始めるカフェもある。


路地にテーブルを並べたイエメン風のアラブ料理屋はいつも賑わっている。


せっかくなので別の路地で見かけたやすそうなイエメン料理店に入ってみる。


残念ながらメニューにあるものでオーダーできる料理が限られており、レバーと野菜炒めを注文。
1ディナール(330円)とやはり安い。
でかいナンと食べるレバーは8年前のイエメン旅行でもよく口にしたものだ。


別の日にはネパール料理店が数件並ぶ界隈でチベットのスープ麺であるトゥクパを食べて見る。
1.3ディナールのトゥクパの麺は手打ち麺でなく普通のスパゲティを茹でたものでちょっと残念。


マナーマのスーク周辺にはタイ料理店やトルコ料理店、イラン料理店など多国籍レストランが多く、
意外とグルメな町なのかもしれない。



二日目となると退屈なマナーマで歩くと1時間くらいかかる場所にあるグランドモスクを見に行く。
ちょうど先週訪れたアブダビの世界最大級のグランドモスクのように観光客があふれているわけでなく、閑散としており、外観もシンプル。


それでも内装の美しさに魅了される。



正直、ドバイからの気分転換に充分と言えるバーレーン小旅行だった。








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2017年1月20日金曜日

ドバイの年越しカウントダウン(2017年1月2日)

2014年香港、2015年シドニー、2016年ロンドンに続き、
2017年のカウントダウンはドバイで迎える。
温暖なドバイでの年越しカウントダウンにおいて花火の鑑賞スポットの場所取り、
待ち時間も前年ほど苦にならなそう。


ヨルダンの死海を一緒に訪れた旅仲間二人とドバイで再会。
東京タワーより高い400メートル前後の超高層ビルが7つもあるドバイマリーナを訪れたり、
アブダビへの日帰り旅行で藍色のライトアップが美しいシェイク・ザヤード・グランドモスクを見に行ったりした。



2016年大晦日前日にカウントダウン花火の鑑賞スポットを下見。
毎日18時から23時まで30分おきの噴水ショーが行われているドバイ・ファウンテン方面にドバイモールを出て、常に観光客で混み合っている橋を渡ってスーク・アル・バハールへ。


スーク・アル・バハール北口を出たドバイ・ファウンテンに面した遊歩道はバージュ・ハリファを見上げる絶好のスポットであり、噴水ショー全体を見渡せる好立地でもある。




ただ、残念ながら大晦日当日のドバイ・ファウンテン周囲は閉鎖されると昨年ドバイでカウントダウンをした友人に聞いており、スーク・アル・バハール前での鑑賞を諦める。

遊歩道を南下し、レストランが並ぶ橋にフェンスが準備されており、
ここでカウントダウン待ちも良さそう。


でも若干視界が遮られてしまう。


ホテルを出て次に発見したのがまさに花火会場の入り口。
バージュ・ハリファの周りを遮るものもなく、かなりいい場所だと思う。
近くの係員に尋ねると朝9時から開いているとのこと。
ここがファミリー専用の場所かどうかは不明。


ちなみにドバイの年越しカウントダウン会場は家族向けのスポットが多く、
バージュ・ハリファ近くのほとんどがファミリー専用、男一人だと入れないそうだ。
でもこの問題は解決済み。
大溝当日一緒に向かう旅仲間二人は女性なのでうまく家族を装って忍び込もうと思う。


少し離れて昨年友人が花火を鑑賞したスポットへ。


公園の前であり、バージュ・ハリファを見上げられるものの、少なからず閑散としている。
大勢で盛り上がってのカウントダウン雰囲気はなさそう。
しかもその前で建設作業が始まっており、わずか一年で風景が変わってしまうドバイを実感する。
年越しカウントダウンは昼間からのんびりと待ちながら一年を振り返ったり、
会場に漂うワクワク感に身をゆだねるのが面白いのであって、この場所ならカウントダウンの1時間前に着いても大丈夫だろう。


先のカウントダウン会場を候補としてドバイモールに戻る。
大晦日はドバイ・ファウンテンへの出入り口が閉鎖されるらしく、
ファミリー専用の花火鑑賞スポットにアクセスするためにドバイモールの案内板を進む必要がある。


巨大なドバイモールを案内板に従って歩いていると駐車場に出る。
駐車場を貫通する道は遠く、熱がこもっているコンクリートの空間に長時間滞在するのは辛い。
やがて駐車場を抜け、花火会場の入り口に辿り着く。
セキュリティーチェックがあり、飲み物や食べ物、乳母車などの持ち込み禁止とのこと。
作業員に翌日何時にオープンするか尋ねると15時。
つまり15時以降は場所取りが激しくなると予想される。
もちろん自分らは会場オープン時に向かうつもりなどなく、
正午前からフェンスが設置される前の会場に食べ物や飲み物を持って侵入し、長期戦に備えようと思う。
尚、午後3時から入れる会場を下見してみると、ゲート通過後のフェンスに挟まれた通り道がひたすら長く、
いくつかあると思われるトイレや売店が設置されたファミリー専用会場までかなり迂回させられた。
昨年の大晦日に火災で燃えていた63階建てのホテル、Address Downtown Dubaiの裏手にバージュ・ハリファを望む会場は微妙だった。



2016年12月31日、大晦日当日。
一緒にカウントダウンするメンバーのうち一人、しょこたんはドバイモール徒歩圏内の場所でカウチサーフィンをしているので午前10時くらいから場所取りを頼んでおく。
ドバイ国際空港近くのThe Dommeというホステルに滞在している自分とモルドバ、ウクライナ、イスラエル、ヨルダンと同行の旅仲間はスーパーで水や菓子を買い込み、
ホステル最寄りの空港ターミナル1メトロ駅からドバイモール一つ南のビジネスベイへ。
ドバイモールからドバイ・ファウンテンへの道は閉鎖されているはずなので、遠回りしかないだろう。

ビジネスベイでメトロ駅を降りれば天高くそびえるバージュ・ハリファが現れる。
正直、828メートルのタワーから花火が舞うので会場に入らなくても十分に全体像が見えるはず。
毎日晴れているドバイで昨年のロンドン年越しカウントダウン待ちのように雨にさらされる心配はない。


途中、前日に下見した公園近くを通る。
バージュ・ハリファだけでなく周囲のコンドミニアムから上がる花火をすべて見るには良さそうだが、建設工事中のクレーンがテンションを下げる。


朝10時から場所取りをしてくれているカウチサーフィン中のしょこたんと合流。
2年前のシドニー、昨年のロンドンのように花火が見える場所が限られているわけでないので、午前中から待っているは少なそう。
前日に下見したちょこっと高い位置にある会場入り口からの眺めがいいけれども、
フェンスに囲まれているのは通路のようで場所取りはNG。
何人かピクニック道具を持って先に進んでいる様子を見かけ、
自分らも奥に進んでみると、バージュ・ハリファ正面でなくサイド側になるが見晴らしのいい芝生にたどり着く。



すぐ頭上にあるバージュ・ハリファは迫力がある。
近すぎて動画画面に収まりきらないけれども。


ピクニック気分でマットレスを敷いて場所取りをしている家族連れがちらほらいる以外に芝生は広々としている。
世界的に有名なドバイのカウントダウンだけあって南アジア系の家族のほか、西欧人や日本人も見かける。
これからカウントダウン会場の巡回に向かう黒人ばかりの警備員がミーティング中だった。


芝生の真ん中に椅子のような石が並べられており、カメラ設置にいいし、
石に登れば他の群衆より高い位置から眺められる。
正午過ぎからここをキープし、菓子を食べたり、芝生にリュックを置いて居眠りしたりしてのんびりと12時間を待つ。
トイレの場所を調べたり、音楽を聴いたり、写真を撮ったり、
週末だからか13時から始まる噴水ショーを見ながら過ごしているとあっという間に待ち時間が過ぎていった。




午後3時を過ぎると会場がオープンしたようで次から次へと家族連れがやってくる。
金を持ったアラブ人は高層コンドミニアムやパーティー会場で過ごすようで、
大方がインドやパキスタン、フィリピン人の家族。
一度居眠りしている自分のところに黒人警備員がやってきて、
ひとり者は会場から出なければならないと言われるが、旅仲間を指差して妻と妹と来ていると言うと、若干疑わしい表情だったけれどもそれ以上の質問はスルーだった。
セキュリティーチェックもなく正午から待っている人たちは一度外に追い出されるのでは、と小さな心配も払拭される。
世界中がテロに懸念している中、セキュリティーが甘すぎるドバイである。

一瞬血の気が引くトラブルもあり。
15時前と同じように会場の外にあるカフェのトイレに借りに行く際に多くの人が会場入り口でセキュリティーチェックを受けていた。
iPhoneを含めた手荷物は場所取りのところに置いてきたので、すぐに戻れるだろうと思っていたが、トイレを終えて列に並ぶと、人相の悪い黒人警備員にひとり者は入れないと言われる。
すぐに妻が会場で待っていることを伝えるも、電話で呼出せとのこと。
iPhoneは妻のところに置いてきたと言うと、ならお前は入れない、会場の外で待てと残酷にも告げられた。
別方向から何気ない顔で入ろうとしても警備員に止められて入場拒否される。
確かにゲートの外でセキュリティーチェックまでたどり着けなく追い返された南アジアの出稼ぎ労働者の男衆が立ち尽くしていた。
そういえば、ドバイ市街で見かける南アジアからの出稼ぎ労働者のマジョリティーを芝生で目にすることがなかった。

せっかく正午から場所取りしていたのに再入場できないのか?
しかもiPhoneを置いてきたので遠目に動画も撮れない。
ひょっとしたら自分も出稼ぎ労働者と思われているのかもしれない。
あまりいい方法と思えないが、日本のパスポートを用意し、短期旅行者としてドバイを訪れていること、妻が一人で会場内で待っていることをガラの悪い黒人警備員でなく、
多少偉そうで雰囲気の悪くないアラブ系の警備員に懇願してみると、
同情してくれたのかパスポートと入国スタンプをチェックしてから中に入れてくれることになった。
心の中でガッツポーズ。
妻のいる場所まで連れて行ってくれるというは余計なお世話に感じたけれど、
一人で歩いているとまた連行されて追い出されるというので仕方がない。
警備員と芝生に向かって歩いているとたまたまWiFiを拾って無料電話していたしょこたんと会えたので、この人が妻だ、妻だと言って事なきを得た。
それにしても再び会場に入れなかったと思うと恐怖でもある。
なお、花火鑑賞スポット内に仮設トイレが並べられており、そもそも一度中に入ったら外に出る必要はないようだった。

日が暮れた18時前はすでに大勢が芝生を占拠している。
それでもまだゲートから会場に入ってくる人たちがいる。


18時から恒例の噴水ショーが始まり、芝生に座っていた人々が立ち上がって動画を撮ったりしている。
噴水ショーは30分おきに行われるので、4回目の19時半、5回目の20時と進んでいくと立ち上がる人も少なくなっていく。
香港、シドニー、ロンドン同様、固定された石の上にゴリラポッドを設置して試し撮りをする。
花火を撮るチャンスは一回なので、何度もシャッタースピードやピントを調節し、
カウントダウン時は2秒タイマーボタンを押すだけの状態にしておく。
ただ石の高さは50センチほどで地上の芝生よりマシとはいえ、
どうしてもカメラに人が入ってしまう。
せっかく正午から待っているので、カメラ前に人が立たないようにスペースを確保しておいた。


芝生会場にスクリーンがあり、すでに2017年を迎えたシドニーや香港の年越しカウントダウン花火が流される。
どちらも自分が参加して、この目で見たカウントダウン花火なので感慨がある。


すでに10回立て続けに見ているけど毎回音楽が違うので飽きない噴水ショー。
大晦日スペシャルだからか22時から15分ごとにショーが行われる。
その度に石段の上に立ったり、カメラ撮影したりする。
ショーが終わると芝生に座ったり、菓子を食べたり、一年を振り返ったり、
旅仲間と話し合ったりする。
旅仲間と一緒にいるからか、これまでで一番時間の経過が早い2016年の大晦日。




そして、ついに15分前。
途中まで芝生で力尽きていたインド人やパキスタン人の家族も起き上がって盛り上げている。
2分前からカメラ、iPhoneを準備し、もちろん自分の目と体で体感することは忘れず。
不意に周りのビルから小さな花火が打ち上がり始まる。
カウントダウンまでまだ早いはず。


バージュ・ハリファ全体が一度ライトアップされて年越し花火がビルの下段から順番に打ち上がる。
タワーのサイド側からだからか、10秒からのカウントダウンのデジタル数字は見えず。
世界周遊4度目の年越しカウントダウンは数字を読み上げることなく2017年を迎えてしまった。


あまりにも近すぎて全体像を動画で撮れなくても大迫力で大満足。
12時間待って7分ちょっとの花火は一瞬の出来事のようだった。









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