2012年に友達と短期旅行で訪れた時にはガイドブックに載ってるようなレストランでそこそこの金額のロブスターやフカヒレスープを味わったし、有名な飲茶食堂で美味い点心をたべまくったりした。
グルメを目的に香港を訪れる人も多そうである。
グルメを目的に香港を訪れる人も多そうである。
ただ、長旅の途上で、しかも何人かでワイワイとではなく一人飯となると食事情は異なってくる。
基本的に1人でも気軽に入れる食堂となるわけだが、アジアの中では物価高の香港なので、東南アジアの屋台飯のようにメニューの料金もチェックせずに席につくというわけにはいかない。
もちろん、安くて不味くはない食事ができる食堂は多い。
蒸し煮した豚肉やアヒルをデカイ包丁でチョップしてご飯に載せたもの(チョップ飯)は400円〜500円で食べれる。
お粥は100円くらいで、ワンタン麺も200円〜300円くらい。
お粥は100円くらいで、ワンタン麺も200円〜300円くらい。
でも、何度か通ってしまうほど美味いメニューがある食堂探しは苦労するし、同時に探しあてたときの満足感、満腹感、達成感は何とも言えない。
すでに5週間滞在しているチョンキンマンションがあるチムサーチョイは繁華街だけあってレストランは多いが、安くて感動する味にはいまだ遭遇してない。どこにでもあるKFCは無難で美味しいけれども。
チムサーチョイから歩くと遠いが、電気街、地元の人向けのストリートマーケットで活気があるシャムスイポーは安食堂が多い。
ガラスケースに並べられたおかずから3品選び、スープでセットの食堂、喜記?水飯店はシャムスイポーの露店をひやかした後によく足を運ぶ。肉ばかりの香港チョップ飯と違い、中華野菜が食べれて栄養もある気がする。
チムサーチョイからスターフェリーで渡った香港島のセントラルは食堂、屋台が多く、味も悪くないが、あまり安くない。
ちょっと高めのセントラルですでに10回は通ってるのが、ifc近くのワールドワイドハウスというビル。
最初に入った時は驚いたが、フィリピン人ばかりの建物で、フィリピン雑貨店、海外送金窓口にはメイドさんの列が常に長い。日曜日は歩けないほどのフィリピン人…。
このビルにはフィリピン食堂が3軒ほどあり、例のごとくトレーに並べられたおかずを選べるぶっかけ飯が食べられる。混み合った食堂でメイドさんと肩を並べて食べるのも悪くないが、晴れてる日はテイクアウトして近くのHSBC前の公園やフェリー乗り場のベンチで食べると気持ちいい。
まぁ、中華からかけ離れた東南アジアのフィリピン料理は香港の食として邪道かもしれないが。
レバーの炒め物、オクラなどの南国野菜の炒め物20ドル(260円)
香港島のショッピングモール街コーズウェイベイのさらに東、ノースポイントにある一流一海難鶏専門店という小さな食堂で食べた三文魚丼はひとくち食べただけで感動もの。脂身の多い焼いた鮭に生姜、醤油をかけたシンプルなどんぶり飯だが、うな丼みたいだった。
三文魚→サンモン魚→サーモンで鮭というわけか。
ちなみに、一流一海難鶏専門店は名前の通りチキンライスの専門店らしいが、別の日に食べてみたシンガポール風チキンライスは本場シンガポールの味からほど遠かった。
ちなみに、一流一海難鶏専門店は名前の通りチキンライスの専門店らしいが、別の日に食べてみたシンガポール風チキンライスは本場シンガポールの味からほど遠かった。
麺類は安く美味いものが多い気がする。
ワンタン麺は今のところハズレはない。
通ってしまうほど安くて美味いと感じたのは香港麺ではなく、中華麺だった。
ヤウマテイの上海通りにある中国人がやってる大衆麺家の麺は冷菜、水餃子つきでお得。
おまけとして、チョンキンマンション向かいのショッピングモールiSQUARE内の釜揚げうどん丸亀製麺で食べた豚骨うどん。
安くはないけど、豚骨ラーメンのスープに豚肉生姜焼きを載せたような味は感動的だった。
ソウルや上海の丸亀製麺のメニューにもあった豚骨うどんは海外ではポピュラーなのかもしれない。
さらに、上手い飯を完食し、残りのスープをすすったり、ジュースや茶、水を飲みながら地元の人が同じようなものを食べているのを眺めていると、あぁ〜旅してるんだな、と深く実感できるので。
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