2002年、2004年に次ぎ、10年ぶり3度目のアンコール訪問だけど、
いいものは何度見てもいい、という事実は揺らがないはず。
今回も暑さに屈せず自転車で遺跡廻りをする。
プノンペンから8時間バスに揺られてシェムリアップに到着。
シェムリアップはアンコール遺跡群廻りの起点となるスーパー観光地。
今回もキャピトルツアーのバスを利用し、
シェムリアップ中心から少し離れた南側で下ろされる。
バスの駐車場に待ち構えていたトゥクトゥクやモーターバイクの値段は
3ドルから下がらないので、宿まで歩く。
歩いてみると、30分以上かかり確かに暑かった。
シェムリアップで泊まる宿は前日にネットで調べたクロマーヤマトゲストハウス。
日本人に人気があり、
今回どうしても行きたいベンメリア遺跡を訪れるメンバーを集めるにはいいらしい。
アンコール遺跡群はシェムリアップから10〜20キロなので自転車で回れるものの、
ベンメリアだけは60キロ以上と遠いので、
同行者を集めてトゥクトゥクをチャーターしないと交通費が高い。
カンボジアに入って以来、日本人をほとんど見かけなかったプノンペンやロン島、
シアヌークビルと違い、シェムリアップはやはり日本人旅行者が多い。
ベンメリアをすでに訪れた方に出会ったりしていろいろ情報をもらい、
初日早々晩餐に誘ってもらったりした。
翌日からは自転車を借りてアンコールへ。
1週間のうち3日間入場できるチケットを購入する。
1日券は20ドル、3日券は40ドル。
中間の2日券で30ドルがないのが惜しい。
1日だけでは忙しいし、3日だと逆に時間が多い気がする。
2ドルで借りた日本の中古のママチャリはまったくもってスピードが出ず、
なかなか最初の遺跡アンコールワットにもたどり着かない。
30分以上かかり、暑い日差しの中、
すでに汗だくになってアンコールワットに到着した。
10年ぶりでお馴染みのアンコールワット。
正月や週末を避けても、観光客の数が凄い。
比較的混雑していない午後に歩き回るために、
アンコールワット入口近くで池に反射した遺跡を見て、
アンコールトムの中心にあるバイヨンを見に行く。
アンコール遺跡でよく見かけるお坊さんのオレンジ色の袈裟がコントラストを与えてくれる。
バイヨンは日陰が多いので、暑い中でも苦にならない。
ただの石の遺跡寺院ではなく、あちらこちらに微笑んだ顔があり、
ちょっと不気味で、悪趣味で、面白い遺跡でもある。
午後にはアンコールワットを歩き回り、
暑さに負けて回廊で昼寝したりする。
遺跡廻りも楽しいが、遺跡間の道程で見かける光景もいい。
いきなり猿が現れたり、森の民のような子供達がどこからか出現したりする。
アンコール遺跡初日のラストはプノンバケンという丘からの夕日を見ようと思ったが、
あいにく途中から曇り始めて実現せず。
それでも丘の上は観光客だらけ。
前回の2004年に比べても観光客が多くなった気がする。
シェムリアップのクロマーヤマトゲストハウスはやはり日本人宿らしく、
毎晩面白い日本人旅行者が集まり、食事や飲み会で寝るのが遅くなる。
ある意味、遺跡廻りよりも日本人との団らんの方が楽しい。
…といったら大袈裟だろうか。
シェムリアップ2日目の夜にして、ベンメリアに行くメンバー4人が集い、
4日目の24日に決行する。
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