2014年6月28日土曜日

エキゾチックな旅の舞台、マレーシア(2014年6月27日)

マレーシアは東南アジアの国々の中で最もエキゾチックかもしれない。
赤道に近い熱帯気候のため、深いジャングルがあり、街中でも太いヤシの樹木が目立つ。
また、ウィキによると、多民族国家のマレーシアでは
人口の65%がマレー系、24%が中華系、8%がインド系らしい。
ムスリムのマレー系の割合が大きいので、街中にはモスクが多く、
モスクからは異国情緒をかき立てる演歌のようなアザーンが流れ、
市場ではスカーフで頭を覆った女性が働いている。
仏教徒が多いラオス、カンボジア、タイからやってくると、
東南アジアというより中東のようなエキゾチックな世界に入った感じがする。
さらに、中国から渡ってきた華僑による旨い麺、粥、中華料理を食べられる
ナイトマーケット、茶室がムスリム世界にマイルドなフレーバーを与え、
インドから渡ってきた印僑によるカレー食堂が香ばしいスパイスをきかせてくれる。
あまりにも快適で、居心地よく過ごせるタイに比べ、
マレーシアはエキゾチックな旅の舞台としての魅力が際立っている。
バックパッカー向けのツーリストバスばかりで便利だが味気ない気もするラオス、
ベトナム、カンボジア、タイとは違い、
現地の人に尋ねながらローカルな交通手段で次の街に移動し、
街中を自分の足で彷徨い歩く中東やインド、アフリカの旅に近いかもしれない。




タイのスンガイコーロクからは歩いて国境越え。
タイのイミグレのおじさんはパスポートにスタンプを押しながら、
ひたすらジャパン、ジャパンと言ってにやにやしていた。
ちょうどワールドカップで日本がグループリーグ敗退が決まった直後なので、
ジャパンという単語には喜べない。

徒歩でマレーシアに向かう人はほとんどいなく、
のんびりとした国境越え。



マレーシアの入国審査はあっさりとしたものだった。
パスポートにスタンプをもらうだけで、ビザ不要の3ヶ月滞在なので嬉しい。
タイで…正確にはバンコクだけでまったりと長居を満喫した後なので、
マレーシアでは精力的に旅して廻りたい。
予定では2ヶ月間。

マレーシアに入国後、国境からコタバルまでの市バスについて教えてもらったり、
売店でタイバーツから小銭のマレーシアリンギットを両替してもらったりする。
外国人に親切するという教えがあるイスラム教のおかげもあるが、
マレーシア人は昔から優しい人が多かった気がする。

1時間半のバスでコタバルの中心地にあるバスステーションに到着。
到着直前にいきなりスコールに遭遇したが、バスを降りた時は止んでいたので幸先がいい。



バスステーション近くのKBバックパッカーズロッジにチェックインし、街歩き。
その前に、すでに正午を過ぎているので、まずは食事をとる。
コタバルのセントラルマーケットはカラフルさで有名。
マレー系ばかりなので、女性のスカーフ、民族衣装率は9割以上である。




また野良犬ばかりのタイから来ると、
イスラム教の関係からか犬が少なく、
猫ばかりの光景に気が和む。
犬は嫌いではないが、外国人に反応して急に吠えてくるラオス、
タイの犬には何度もひやっとした。


マレーシア最初の食事はセントラルマーケットの屋内食堂街にてマレー料理を食べる。
どれもスパイスがきいて辛そうに見えるものの、タイ料理のような辛さはない。
タイの屋台と同じく、おかずを数種類選んでのぶっかけご飯とはいえ、
2ヶ月間食べ続けたタイ料理と違い斬新な味。
個人的に辛いタイ料理は大好きだが、マイルドなマレー料理に中華、インドと加われば、
マレーシアはタイを凌駕するグルメ天国になるかもしれない。





マレーシアでは2ヶ月滞在するので、
快適なネットライフを過ごしたいデジパッカーとしては
新しい国でのプリペイドSIMが必要。
バスステーション近くに携帯ショップが多く、
親切な店員にいろいろ聞きつつ、
MAXISという携帯会社のプリペイドSIMであるHOTLINKを購入した。
HOTLINKは通常サイズのSIMカード。
スカーフを巻いた店員さんにiPhone5S用のNANOサイズにカットしてもらい、
ちょうどいい大きさにするのに手こずりつつもSIM挿入完了。
とりあえず10リンギット(330円)分のクレジットをトップアップし、
プリペイドSIMとあわせて18.8リンギット(600円)払う。

一度、宿に戻ってから調べると、毎回トップアップすると高く、
プランで申し込んだ方が使い勝手が良さそうなので、
1ヶ月間で3GBの容量まで使えるプランを申し込む。
そのためには68リンギット(2200円)のクレジットが必要らしく、
再び携帯ショップに引き返し、残り60リンギット分のトップアップをお願いする。
ついでに1ヶ月間3GBのプランも申し込み完了までの手続きを行ってもらった。
これでマレーシアでもタイのようにいつでもiPhone5Sが使える。



宿で少しのんびりしていると、タイとマレーシアの間には1時間の時差があると気づく。
午後4時と思っていたらすでに午後5時だったので腕時計の時刻を直して街歩き。
GPSのおかげで自動的に現地の時刻に修正されるスマホはやはり便利だ。

夕暮れ時の哀愁を誘うようなアザーンが流れる中、マレー系ナイトマーケットを訪れる。
スーパーマーケットの裏の空き地に屋台が並び、
香ばしい串焼きの匂いが鼻孔をつく。
屋台ではテレビが流れており、
マレー系の人々がモスクでの祈りを終えてからテーブルで食事をしながらのんびり眺めるのかもしれない。
時間がゆったり流れる夕暮れ時に屋台でピンク色のスープの海鮮麺をすすりながら、
のんびりとビールを飲みたい気分だが、
ムスリムのマレー系ナイトマーケットでは甘いシロップジュースで我慢するしかない。






マレーシアは多民族国家なので、多くの街に中華系、インド系の人々が住む地域があり、
コタバルには中華系ナイトマーケットもある。
小さなチャイナタウンのような通りでは夜になると露店がでたり、
スカーフとは無縁の華僑の人々で賑わう食堂が連なっている。




尚、マレーシアの華僑はこれまで香港やカンボジア、タイで見てきた大陸からの中国観光客と比べて、
声のトーンは大きくないし、穏やかな人が多いように思える。
華僑のほとんどは中国の広東や福建から渡ってきたそうだ。
コタバルの中華系の言葉はなんとなく北京語とは異なるし、
食堂では中国大陸の簡易漢字ではなく、広東省や香港で見かけるような複雑な漢字表記が目につく。
さらに、コタバルの中華系フードコートの夜市スタイルは
本土では見かけない台湾、香港風だった。



中華系フードコートでは粥を味わい、
すでにエキゾチックであり、グルメ天国でもあるマレーシアに
最初のコタバルからして魅了されていった。








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2014年6月25日水曜日

マレーシアとの国境の街スンガイコーロクへ(2014年6月25日)

2ヶ月間のタイ観光ビザも残存日数わずか。
ビザが切れる6月27日までにタイを出国しなければならない。
タイの次のマレーシアは中華、インド、マレーの文化がミックスされ、
エキゾチックな国なので待ち遠しい。

タオ島からは横揺れが激しいボートでパンガン島に渡り、
パンガン島で別のボートに乗り換えて
サムイ島経由でスラターニまで行く。
タイ本土まで5時間以上かかる航海だった。

スラターニではローカルなミニバスに乗り、
南部の商業都市ハジャイに直行する。
船は西欧人バックパッカー一色だったが、
スラターニで多くの人々がバンコク行きバスや
クラビー行きのミニバンに乗り換えており、
ハジャイに向かう外国人は自分一人だった。
西欧人天国のタオ島からタイ人しかいない世界に変わると、
不思議な気分になる。

高速で走り続ける乗り合いのミニバンは
途中で乗客を降ろしたりして、
9時過ぎにハジャイに到着。
親切なカウボーイファッションのドライバーは
目的のキャセイゲストハウスの前まで連れて行ってくれた。


ハジャイは2002、2005、2009に続き、4度目。
2002年にマレーシアからタイに入り、
生まれて初めて滞在したタイの街でもある。
ユーラシア大陸横断中や前回の世界周遊中にも立ち寄った。
そして、中華系のキャセイゲストハウスはその都度泊まっている。
今回も幽霊が出そうなくたびれた部屋に宿泊したが、
12年前からほとんど変わっていない。
気のせいか、1泊240バーツ(750円)と値上がりしている。
部屋のバスルームのドアにゲストハウスの廊下が
スティーブンキング原作の映画シャイニングのように不気味だ、
と書かれていたが納得できる。
さすがに幽霊は出なかったが、
巨大なゴキブリは出現した。



ちなみに、ハジャイによく泊まるのは街が好きというわけではなく、
タイとマレーシアを移動する上で交通の中心地という理由だけ。
街中には観光スポットはなく、
中国人やマレー系の買い物客を見るくらい。

とはいえ、マレーシアに近い商業都市のハジャイは高層ホテルが多く、
マレー系や中華系には人気のようだ。
街中はこれまでのタイとは異なり、
燕の巣のスープやチキンライスの食堂が多く、
巨大なチャイナタウンのような空気を醸し出しており、
同時にスカーフを被った女性が多く、
イスラム色も強い。



以前と比べると、外装が修復されてカラフルな建物が多く、
若干明るい南国の街でもある。




ハジャイは2002年に人生初のご当地タイ料理を食べた街であり、
ナイトマーケットの屋台街は英語メニューもなく、
本場の辛いタイ料理が食べられるので、
今回も通ってみた。
屋台は一番タイらしさを感じられる場所かもしれない。




ハジャイには2泊して、
マレーシアとの国境の街スンガイコーロクへ向かう。
タイからマレーシアへは
西海岸のペナンへと抜ける国境越えが有名で、
自分もペナンからハジャイまでの北上ルートを過去3度利用した。
今回はマレーシア東海岸沖の島に寄りたいこともあって、
徒歩でマレーシアに入国できるスンガイコーロクを選んだ。
なお、マレーシアに近いタイ国境周辺は
イスラム過激派の爆弾テロが多いので注意するようにと
タイ人の友人に言われている。

ハジャイからは久しぶりに列車で移動。
開放された車窓から綿毛が入ってくる。
旅行者は見かけることなく、
車内はムスリムのタイ人がほとんどである。
女性のスカーフ率がより大きくなった。


4時間ほどで終点のスンガイコーロクに到着。
マレーシアとの国境の街はへんぴな田舎町より大きいものの、
観光名所はなし。
ハジャイのように中華系の観光客が多いわけでもなく、
かなり寂れている印象だ。



また、街中は銃を持った兵士だらけで、
検問も厳しい。
そういえば、ハジャイからスンガイコーロクへの列車では初めて荷物チェックがあり、
パスポートを見せてからバックパックの中身を半分くらい出すハメになった。
やはり爆破テロの多発地帯だけある。
だからか、
平日のわりにシャッターが降りてる商店が多く、
閑散とした町である。


とてもカメラをぶら下げて歩き回れる雰囲気の街ではなく、
明日の国境越えに備えて
駅近くのアジアホテルから歩いて15分の国境を下見に行く。
徒歩での国境を越えでは、
自分のペースでイミグレの手続きができるので、
国際バスや列車より安心感がある。



ちなみに、スンガイコーロクではtrue-Hのネットワークが繋がらなかった。
すでにここはもうタイではないのかもしれない…。
屋台で頼んだぶっかけご飯も辛いタイ料理とは異なるものだった。
カレー風味の牛肉炒めはマレー料理に近い。
国境を越える前からすでにマレーシアに彷徨い込んでしまった感じである。



6月26日で2ヶ月間のタイ滞在が終了し、
マレーシアの旅が始まる。





2014年6月24日火曜日

タオ島で2ヶ月ぶりの海水浴(2014年6月22日)

世界遊牧住み渡りを始めてからちょうど8ヶ月が経った。

昨年10月22日に福岡から釜山に船で渡ってから、
旅して廻ったのは韓国、中国、香港、マカオ、中国、
ラオス、ベトナム、カンボジア、タイの8ヵ国なので、
かなりのスローペースである。
ただ、物価の安い東南アジアではゆったりしようと思っていたので、
当初の予定通りといえる。

バンコクに1ヶ月半長居してからの旅再開なので、
気を引き締めて、カオサン発タオ島行きの夜行バスに乗る。
普段ズボンのポケットに入れているiPhoneも電源を切って、
腰回りのマネーベルトにしまっておく。
久しぶりのオフラインの旅が動く。

18時にカオサン通り近くを出発したツーリスト専用2階建てバスは
24時頃、缶ジュースなどがすべて高いぼったくり食堂で休息し、
午前3時前にチュンポーンに到着。
多くの西欧人バックパッカーとともに乗り合いタクシーに乗り換え、
タオ島行きの船が出る波止場に到着したのは午前3時半。
寝不足でつらい。

なんと船が出るのは7時なので、
多くのバックパッカーは波止場の待合室周辺で居眠りしている。
待合室が閉まっている深夜にバスが到着するとは、
さすがカオサン発のツーリスト嫌がらせバスだけある。

自分は4時頃に開いた売店でカップ麺を買って食べながら、
5時からワールドカップの日本戦を待合室のテレビで観たりした。

ギリシャ相手にゴールを決められない後半の中継途中で船に移動する。
すでに日が昇ったようで明るい。



船内では多くの人々が眠っていた。
2時間半の航海では自分も席に横になって眠る。
席が固くて寝苦しいタオ島行きの船となった。

タオ島の物価は高く、なかなか安めの宿が見つからない。
ビーチ沿いのバンガローはダイビングする人のみと言われ、
何件も波止場近くで尋ねたが安宿はなく、
断念して500バーツ(1500円)のファンルームで妥協してしまった。
リゾートの宿は予め調べた方がいいとちょっと反省。
500バーツもするわりにWiFiが別料金だったりとコスパが悪い。
でも、ここNOゲストハウスの部屋は快適である。



安めの屋台で昼食を終え、早速ビーチに。
海は奇麗だが、船着き場はメインのビーチではなかったらしい。
船着き場の村から歩いて15分ほどのサイリービーチに行ってみる。
地図からするとサイリービーチが一番長く、
メインのビーチのようだ。


そうそう。
バンコクで購入したtrue-HのプリペイドSIMカードのプランで、
1ヶ月間、3GBまで使い放題のプランがなんとすでに期限切れだと発覚。
タイ滞在は残り一週間もないので、宿のWiFiでもよかったが、
現在のゲストハウスではWiFi利用が1日100バーツ。
多少もったいない気もするけど、7日間使い放題プランを購入。
タオ島は離島だからか、メインのサイリービーチでも携帯ショップは見つからず、
セブンイレブンの店員に尋ねたらtrue-Hのカスタマーサポートに電話で繋いでくれた。
7日間使い放題でも300バーツのクレジットが必要とのことで、
しぶしぶ300バーツ(900円)を払う。
マレーシア入国までオフラインで我慢しても良かっただけに
無駄な出費である。

サイリービーチは確かに透明な海水でいい。



以前目にした白いパウダーのような砂浜のピーピー島や
カンボジアのロン島には劣るものの、
まさにロン島以来の海水浴を楽しめた。
そもそもタオ島はダイビングで有名な島だからか、
ビーチで寛いでいる人は他の島より少ないかもしれない。


翌日は南部のchalok baan khaoという長い名前のビーチに行く。
サイリービーチへ道程もそうだが、
短い距離でも山道の高低があるので時間がかかる。
chalok baan khaoの海は浅いが、
サイリービーチより美しいかもしれない。
ここもまたロン島のような純白の砂浜ではなくて残念。




泳げない自分はタオ島でダイビングもせず、
温泉に浸かるような感じで海水浴を楽しんだ。
潮が満ちてきて、透明度が小さくなり、
また、巨大な雨雲が近づいてきたので
ビーチを退散する。



タオ島3日目であり、最終日。
タオ島から少し離れた小島のナンユアン島に行ってみる。
地図で見ると小島は3つあり、
島と島が砂浜で結ばれているので
かなり魅力的な地形である。



が、当日9時頃に目覚めると雨が降っており、
キャンセルしようかと思ってしまう。
二度寝して10時過ぎに起き上がると雨はあがっていたので
とりあえずボート乗り場に向かってみる。

ナンユアン島にはタオ島からボートで向かう。
1人でボートに乗るのは高すぎるので、
同じく乗り場にいたニュージーランド人とタイ人のカップルとシェアして
ロングテイルボートというモーターボートに乗る。
3人でも1人500バーツと高いのは、
海が荒れているからという。
確かに快晴ではなく、
曇り空の下、波が大きそうだ。

進行方向逆向きに座らせれて出航したボートは
すぐに巨大な波に襲われ、アップダウンが激しい。
進行方向を向いていたら海水を飲まされていたはず。
ライフジャケットを着せられたのも当然で、
いつ転覆してもおかしくない状況。
何度も頭から海水を被り、カメラを取り出す余裕もなかった。
いや、カメラを出していたらびしょ濡れになっていただろう。
強力な波と戦う船頭のおじさんがすごい。


ナンユアン島が近づき、
波が治まってからようやくカメラを取り出せた。



カップルと午後2時の待ち合わせ時間を確認してから
ナンユアン島を歩き始める。
入島料として100バーツ払う。
また、ペットボトルや缶ジュースの持ち込みは禁止らしい。



地図で見た通り、小島どうしが砂浜で繋がっているのは珍しい光景である。
島を繋ぐ橋のような役割になっており、
それぞれの橋は珊瑚の砂浜が美しいダブルビーチとなっている。



やがて午前中まで曇っていた空に陽光が現れる。
陽光に照らされた海水はエメラルドグリーンと
ブルーのコントラストが際立っている。
多くの観光客がシュノーケリングをしており、
ブルーの部分には珊瑚が生息している。




海水浴のために浸かってみると、
他の砂浜ビーチと違って海底は珊瑚だらけのため
足裏が少し痛い。
フレンドリーな魚達が泳いでおり、
ときおり足を噛まれたりする。




小島のひとつに登れそうだったので、
島の全景を見渡すために登ってみる。
わずかに小高い山だが、
10分程度で見晴らしまでたどり着ける。
ダブルビーチが2つもあるナンユアン島は贅沢だ。




船頭のおじさんに午後は強い波が来ると言われ、
2時間半のナンユアン島滞在となった。
ちょうど島を出る頃には再び曇り始めたので、
2時間の青空を見られて幸運だったかもしれない。

タイ南部には魅力的な島が多いけれども、
島巡りはまた来年タイに戻ってきたときにするとして、
今回はビザが切れる前にタイを出国してマレーシアに向かう。






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