2014年6月18日水曜日

バンコクをついに去る(2014年6月18日)

長居していたバンコクを6月19日についに去る。

カンボジアから4月29日にバンコク入りし、
タイ北部を旅行した一週間をのぞいて、
約一ヶ月半滞在したバンコク。

香港で70日間過ごしたときよりも時間の経過が早く感じられるのは
日数が短いからだけではなく、
多くの人々に出会い、食事をしたり、
飲んだりする日々が多かったからだろう。
少なくとも滞在期間の3分の2は誰かと会い、
飲んだりしていた。

そのため、バンコクでは午前3〜4時に眠り、
正午前後に目覚める日々ばかりだった。
単純に言えば、バンコクでの沈没となるのかもしれない。
ただ、暑過ぎるカオサンでずっと過ごすのはきついので、
二日酔いでカオサンを出れなかった日をのぞけば、
たいていバスや船で街中に通っていた。

エアコンが効いたショッピングモールは
カオサンで夜な夜な堕落した脳を覚醒させるにはいい。
セントラルワールドやフードコートの食事が安いターミナル21には
バスの便がいいこともあって、
週に、3、4回は通った。



他にもバンコクにはエンポリアムやサヤムパラゴン、
できたてのセントラルエンバシーなどショッピングモールが多く、
暑さで疲れた心身を冷やすにはいい。



また、香港でもそうだったが、
アジアの大都市では適当な場所でバスを降りて、
特に名も知れぬ通りを歩いているだけで面白かったりする。




歩き疲れて、カオサンに戻る際に
帰宅中のタイ人に混ざってバスや船、スカイトレインを待っていると、
上空やビルの狭間に夕焼けが見えたりする。
夕暮れ時はアジアの熱気と夜の街の始まりを感じる瞬間でもある。







熱帯のバンコクではスコールもほぼ毎日のようにある。
大粒の雨が降っている間は雨宿りしかないが、
雨の中の風景は幻想的だったりする。
また、スコールの到来とともに若干涼しくなるのがいい。




一ヶ月半に及ぶバンコク生活では
週に一回は出会った旅行者とバンコク郊外に遊びに行ったり、
市街からは離れたところに住む友人に会って、
洒落たレストランやバーに連れて行ってもらったり、
自宅に泊まらせてもらったりした。







そして、バンコクが一番美しく、楽しくなるのは
日が暮れてからの夜で、
カオサンで出会った旅行者と飲んだり、
クラブに行ったりと夜の街を満喫した。




今回のバンコク滞在を有意義に過ごせたのは
2002年のオーストラリアのメルボルンの語学学校で
出会って以来たびたび会っては遊んでいるタイ人の友人や
カンボジアで出会った旅行者との再会、
さらには新たにバンコクで出会った多くの旅行者のおかげだろう。
もちろん、深夜の路上クラブと化したカオサン通りのバーにて
1人で爆音に身をゆだねながら飲むのもいいが、
いろんな旅行者と雑談を交えながら飲むのは最高の時間だった。







ついにバンコクを去るわけだけど、
来年も再来年も戻ってくるであろうバンコクが今から楽しみなのは
街並の変貌が速いにもかかわらず
根本的なバンコクらしさがずっと変わらないからかもしれない。






にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
↑↑
いいね!と思われましたら
閲覧ごとにクリックお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログ 放浪の旅へ
にほんブログ村

0 件のコメント: