2014年10月19日日曜日

東ティモールのディリでの休養中の観光(2014年10月19日)

ディリでの休養は一週間を過ぎ、すでにインドネシアビザも取得。
日本を出てからちょうど1年が経つ前日、
10月21日に陸路で東ティモールのディリからインドネシアの西ティモール、
クパンに移動するまで休養だけで過ごすのももったいないので街歩きをする。

ディリは東南アジアの小国、東ティモールの首都だけれども、
特に観光名所や見どころ、活気溢れるローカルマーケット、屋台街はなく、
アジアの喧噪やエキゾチックな旅情を1年間満喫してきた身には退屈すぎる。
はっきりいって、マレーシアの何の変哲もない街やラオスのど田舎の方が歩いていて面白い。

実際、イーストティモール•バックパッカーズ滞在の旅行者は山登りに行ったり、
船で島に行ったりと大自然の中のアドベンチャーを楽しんでいる様子だった。
自分は残念ながら医者にゆっくり休養するように言われているので、
山登り等は禁止でディリでのんびり。
のんびりとはいえ、ネット回線が遅すぎてネットサーフィンも満足にできないので暇を持て余す。
食事をとる以外は奇麗な海を眺めたり、町中に溢れる子供たちをぼんやり見たりした。




東ティモールは若い国だからか、東南アジアのどの国よりも外で遊ぶ子供が目立つ気がする。
カメラを向けてみると、撮られ馴れていないらしくレンズギリギリまで迫ってくる。
東南アジアの子供というより西アフリカのマリやブルキナファソの元気な子供たちを思い出させる。




街中は埃っぽく、シャッターを閉めている店も目立つ。
路上ではTシャツや帽子を売る露店がちらほらあり、
街中の雰囲気も東アフリカや西アフリカの小さな街のようだった。
東ティモールの刺繍を売る小さなバラックのようなマーケットもあった。




退屈なディリにおいて唯一観光名所かもしれないと思われるのは
街の中心から海岸線を東に7キロほど進んだ岬にあるキリスト像。
話によると世界で2番目に大きなキリスト像だとか。
一番はブラジルのリオデジャネイロ、コルコバードの丘に立っている。
街中の海岸からの遠方の小高い丘に立つキリスト像が見える。

体力的には大丈夫だと思うが、
ドクターストップがかかっているので無理せずに行きはタクシーで向かう。
途中までローカルなミニバンで向かい、
子猫が寛ぐキオスクのような小屋で1ドルの食事を済ませてから3ドルのタクシーに乗る。
東ティモールは東南アジアの最貧国と言われているようだが、
ローカルな食事は肉や野菜があり、バランスがとれており美味しい。
残念ながらベトナムのハーブやタイとスパイスからは程遠いけれども。
西洋人が砂浜に並べたチェアで寛ぐ光景を見ながら一気に北東にある丘のふもとへ。
キリストが立つ丘のふもとにはクリストレイというビーチがあり、
土曜日の午後だけあって地元の人で賑わっている。




丘には舗装された石段を上り、すぐにたどり着ける。
キリスト像は間近で見ると確かにでかい。



何よりも小高い丘から見渡せる東ティモールの海は
様々な青やエメラルドグリーンで色とりどりだった。
ついこの前眺めたバリ島の海よりはるかに美しい。





帰路はせっかくなので、
美しい海岸線をゆっくりと歩いてみた。
7キロを感じさせない海辺の散歩のようである。




東ティモールではローカルな人々を眺めたり、
海しか見ていないが、悪くはないと思ったりした。





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