マーフシ島3日目。
前日のリヒヴェリに続き、
今度はAdaaran Prestige Vadoo(ヴァドゥ)へ日帰りで訪れる。
日が暮れてリヒヴェリから戻ってきた時点ではすでに1島1リゾートの魅力に満たされており、
マーフシ島の最終日はちょっとしたサンドバンクへのエクスカーションや
イルカを見れるツアーでいいと思っていた。
夜再びiCom toursに立ち寄ってみたところ、
告知用のホワイトボードにすでに5人集まっている1島1リゾートがあった。
Adaaran Prestige Vadoo(ヴァドゥ)という首都マレに近い小島で、
リヒヴェリにはなかった珊瑚とモルディブのイコンともいえる水上コテージがある。
リゾートの雰囲気を想像するのにGoogleアースがいい。
リゾートアイランドへの移動費はリヒヴェリと同じく25ドル。
ヴァドゥの入島料は68ドルと若干高めだけれども、
世界周遊中に二度と訪れられないモルディブなので思い切って奮発する。
合計93ドル(11000円)と昨日のリヒヴェリ日帰りバカンスの86ドルより高い。
3万円近くで宿泊できるバンガローが島内に点在するリヒヴェリとは異なり、
10万円弱もする水上コテージのみのヴァドゥなので当然かもしれない。
前日同様、8時から18時まで丸一日の日帰りバカンスのため早めに起きる。
さすがにモルディブに到着して以来3日連続7時前起きは眠い。
まぁ、シンガポールとの時差はマイナス3時間なので、
シンガポールで午前10時に起きていた頃と変わらないけれども。
今回は自分も含めて6人なので小さめのスピードボート。
男2人組の同年代のオーストリア人、男1人女性2人の若いロシア人グループと同行。
ロシア人の間では安く泊まれるローカルなマーフシ島に数日滞在し、
いくつかの1島1リゾートを訪れるのが流行っているらしい。
欲を出せば、自分もマーフシ島にあと3泊くらいして1島1リゾートをもう2つ訪れたいと思ったりする。
ただ一度予約した航空券は変更できない。
マーフシ島最終日の今日はヴァドゥで思いっきりバカンスを楽しみたい。
スピードボートは30分もかからずヴァドゥに到着。
リゾートアイランドの船着場から見える海からして美しい。
重厚な門が開いて、ゾートアイランドに通される。
水上のジュースバーでのウェルカムドリンクつき。
エアコンがきいたジュースバーには屋上テラスがあり、
水上コテージを眺めながら寛ぐにはよさそうだ。
係員にひととおり説明を受け、入島料の68ドルを払う。
本来なら水上コテージの部屋の内部を見せてくれるそうだが、
中国の旧正月とあって満室。
一同の願いは成就しなかった。
ジュースバーからビーチに案内される際に目にしたレストランで朝食とっているのは確かに中国人がほとんどだった。
マレに近いリゾートだからだろうか。
水上コテージを目の前にしたビーチにて係員にビーチタオルを渡され、
あとは終日自由行動。
リゾート宿泊客と同じようにプールを利用したり、ビーチチェアで寛げる。
実際にのんびりするのは午後にして
午前中は浅瀬の海で遊ぶ。
その前にまずは水上コテージ。
モルディブの名物であり、
どんなパンフレットの写真やポストカードにも載っているイコンである。
まずは4部屋しかないハネムーンヴィラを見てみる。
現在はヴァドゥの小さな島と桟橋で繋がれているが、
かつてはボートでしかアクセスできない水上コテージだったらしい。
完全なるプライベートリゾート。
そして、満室のため内装を見れなかった海の上に連なる客室。
奥の方には和風のコテージもある。
桟橋の途中に海に降りれる階段があり、
透明な海水に浸かりながら水上コテージを見上げるのも極上。
西側の海にはVelassaruという別の1島1リゾートが浮かんでいる。
リヒヴェリのクリスタルブルーで汚点のない白い砂が敷き詰められていた海と異なり、
ヴァドゥはひたすら珊瑚の絨毯からなる海。
水位が低い午前中は桟橋からすぐ真下の珊瑚を眺められ、
熱帯魚に手が届きそう。
同じ水上コテージが並ぶ桟橋に満潮の午後に訪れてみると、
透明だった海水がエメラルドブルーに変わっており、
太陽光の角度や上空を流れる雲の位置で様々な表情を見せてくれる。
リヒヴェリに続き、東南アジアや地中海のリゾートを軽く凌駕する海のレベルに
何度シャッターを押してもやめられない。
ヴァドゥの小島と水上コテージの間の浅い海を午前中のうちに歩き回る。
海水に入ってすぐに無数の珊瑚が現れ、死んだ珊瑚の上を裸足で歩くには痛く、
ビーチサンダルを履いて出直してくる。
尚、水上コテージ近くまで歩いて行くのは珊瑚を傷つける恐れがあるのでダメとのこと。
ついつい昨日の浅瀬の無人島に向かうみたいに歩き回ってしまった。
宿泊客は水上コテージからそのまま海に降りてシュノーケリングできるだけあって
生きた珊瑚があちらこちらにあり、足のすぐ近くを熱帯魚が泳いでいる。
もちろん、海から眺めるヴァドゥのリゾートアイランドも南の楽園にふさわしい。
ランチはバイキングではなく、フルコースの料理だった。
またリフィヴェリのように海に面したレストランではない。
昨日のようにビュッフェでがっつけなくてちょっと残念。
でも味はリゾートの美味。
午後は木陰のビーチチェアで居眠りしたり、
桟橋のビーチチェアからヴァドゥの島を眺めたり、
日帰り旅行最終日のバカンスを満喫した。
夕暮れ時には雲が多くなり、海の青さはフェイドアウトしていく。
それでも夕焼けどきの孤立したハネムーンヴィラは幻想的でもある。
水上ジュースバーのテラスからは夕暮れ時に集まってくるエイやサメを見下ろせる。
エイはいいとしても、サメの群れは迫力があった。
ちょうど夕日が沈む際にタイムアウト。
夢のバカンスタイムが終わり、現実に戻る時だ。
マーフシ島に戻るボートが若干遅れたため夕焼けを最後に見る。
ピンク色に染まった積乱雲はヴァドゥとの別れにふさわしかった。
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