2016年1月18日月曜日

ロンドンからダブリンへ小旅行(2016年1月6日)

2016年の旅第一弾、ロンドンからダブリンへ小旅行。
ロンドン〜ダブリン間をユーロラインの夜行バス&フェリーで移動し、
ダブリンに2泊して、3日目の夜にまた夜行便でロンドンに戻る。
アイルランドといえば本場ギネスである。


事前にネット予約したユーロラインのロンドン〜ダブリンの往復料金は47ポンド(8500円)。
格安のライアンエアーで荷物追加料金を避けるためにバックパックをロンドンのホステルに預けてリュック1つで搭乗するより安い。
また、ロンドン市街からライアンエアー発着のルートン空港やスタンステッド空港に行くのに片道2000円近くかかるし、
何より往復とも12時間以上かかる夜行バス&フェリーなので宿代が2泊うき、お得すぎる。

ライアンエアーでなく荷物代がかからないユーロラインを選んだけれども、
軽装でダブリンに遊びに行きたい。
ロンドンを発つ当日、4日後に戻るSafeway Holland Parkにバックパックを預かってもらう。
夜行バスはヴィクトリア•コーチステーションから出るので、
ロンドン街中を歩いてから再び宿に荷物を取りに行く手間が省けるし、
ダブリンのホステルもチェックインが14時からなので先にバックパックを預けて街歩きという面倒がなくなる。
ダブリンからロンドンに帰る夜行バスでも同様。
翌朝ロンドンに到着して街歩きし、夕方過ぎにSafeway Holland Parkにチェックインするまで手ぶらで楽だ。

もともと天候が変わりやすいロンドンで年明け後さらに雨の日が増えた気がする。
せっかく預けたバックパックを宿に取りに戻る必要がないので、
夜行バスに乗る19時まで街中を歩き回ろうと思っていたのに弱い雨が終始降っていた。
Safeway Holland Parkで午後3時くらいまでのんびりと過ごし、
やっと雨がやんでからヴィクトリア•コーチステーションまで歩いていった。
首都のバスステーションとは思えないほど小汚く、年明け直後だからか人でごった返しているヴィクトリア•コーチステーション。
2016年の旅第一弾なのに、チェックインカウンターの要領の悪さ、
案内時刻の不親切さにテンションが上がらない。
それでも小綺麗なバスに乗り込むとヨーロッパの未知の国アイルランドへの期待が高まる。

イギリスのグレートブリテン、イングランドのロンドンからウェールズまで横断するバス。
残念ながら車窓は真っ暗だ。
ブリストル、ウェールズの首都カーディフを通過し、午前1時頃にフェリー乗り場に到着。


ユーロラインのバスはイミグレ専用のバスストップに停車し、乗客全員降りてIDチェック。
パスポートをちらっと見せるだけでイギリス出国スタンプを押されることもなかった。


午前2時頃、バスはイングランドからアイルランドへと渡るフェリーにそのまま入る。
ドライバーのアイルランドに着いたらすぐに戻るようにというアナウンスの後、
船内をうろつける。
たいした設備もなく、例のごとく船内の売店の食べ物やドリンクは高いし、
夜で海も見えないので椅子で仮眠をとるだけ。
バスの同乗者も眠っているだけだった。


午前6時過ぎにアイルランドに到着。
海に面したダブリンに到着するのではなくウェクスフォードの港だった。


乗り遅れないようにバスに戻り、フェリーから出たバスは港にあるイミグレオフィスへ。
イミグレ係員がバスに入ってきてほとんどの乗客がIDチェックだけでスルーの中、
自分ともう1人の女性がイミグレオフィスに呼ばれてパスポートにスタンプを押される。
アイルランドに無事入国。
世界遊牧住み渡り34ヵ国目、人生124ヵ国目のアイルランド。
再びバスに乗ってからはようやく熟睡でき、日が昇って間もない午前9時過ぎにダブリンに到着した。
朝の柔らかい陽光が新鮮なダブリンは思っていたより寒くなく、
少なくとも氷点下のヨーロッパ大陸よりずっとマシそうだ。



リュック1つだとバックパックをチェックイン時刻まで予約したホステルに預かってもらう必要がなく、朝早くからダブリンを探索出来るのが嬉しい。

バスステーションを南下してすぐのリフィー川は海に近いからか、
ゆったりとした流れで、上空をカモメが飛び回っている。



午前中の公園は閑静で、平和そのもの。
人が多くせわしいロンドンから来るとダブリンは地方都市のようだ。



ほんの少し物価がロンドンより下がったのが嬉しい。
スーパーで買って簡易テーブルで食べたアイリッシュ•ブレックファーストが5ユーロ(650円)。
ソーセージ、ベーコン、卵焼き、豆、マッシュルーム、ブラックプディングやその他いろいろ入っており、
見て目はブリティッシュ•ブレックファーストと変わらない。


アイルランドで一番有名なトリニティ•カレッジにも寄ってみる。
400年以上の歴史があるだけあって風格のある建物が目立つ。


大学を卒業して12年以上経つとキャンパスが懐かしくなるというより
若い学生をうらやましくなってしまうのはなぜだろう。
トリニティ•カレッジで学生食堂を見つけたので入ってみたが、
5ユーロ(650円)のタイ風ポークヌードルは料金はまあまあ。
でも味は学食だけあってたいしたことなく、特に量が少なすぎて失望してしまった。


ロンドンの綺麗で快適なSafeway Holland Parkの直後だと物足りないTimesホステルにチェックイン。
ホステルのスタッフはフレンドリーだけれどもヨーロッパによくあるような若い西欧人が飲みに集まるような普通のホステルだった。
Safeway Holland Parkのようにドミのベッドがカーテンでプライバシーが確保されているわけでないので、夜遅く部屋に戻る連中の物音や酔っぱらいのいびきがうるさかった。
ドミが10ユーロ(1300円)と安かったのが救いか。

最初の夜から早速本場のアイリッシュパブへ。
ダブリンの飲屋街テンプルバー•ストリートに繰り出す。
せっかくだから一番有名で人が多く、アイルランドの伝統音楽ライブをやっているテンプルバーに入る。
多くの観光客が写真を撮っているテンプルバー。


入って早々、フォークソングのようなライブが行われている。
人が多く、1人だと躊躇してしまいそうだけれど、日本の居酒屋よりずっと1人で入りやすい。


アイリッシュパブなのでカウンターで飲み物を注文するスタイル。
カウンターにはいろんな種類の酒が飾られており惹かれる。


注文はもちろん、本場ギネスビール。
ほぼ6ユーロ(800円)と高いがライブミュージックつきなので奮発する。
黒スタウトから溢れるクリーミーな泡が美味しい。
甘みのあるビールに大満足。


有名な文学人ジェームズ•ジョイスとも記念撮影。


ロンドンからアイルランドへの小旅行のメインがギネスビールと言っても過言でない。
翌日から弱い雨がひっきりなしに降るダブリンでそう強く思った。







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