2016年9月23日金曜日

プエルトリコ発着カリブ海クルーズ1日目、2日目、3日目 プエルトリコ→米領バージン諸島→海上(2016年8月30日)

個人旅行で周遊するには島間のフライト代が高すぎて出費がバカにならないカリブ海諸国。
一つの島へ飛ぶたびに200ドル以上、
5つの島国を訪れれば、航空券だけで1000ドルもかかる。
というわけで、カリブ諸国周遊に選んだ手段がカリブ海クルーズ。
アルコール代は別料金だがレストランやビュッフェでの食事、
島国での高い宿代を代用してくれるプライベートなキャビン、
エンターテインメントのショーやジャグジーも含まれてる船内の施設、
これら含めて7泊8日で1100ドル。
値段だけ聞くと高そうだが、プエルトリコのサンフアン発着だと、
米領バージン諸島のセントトーマス島、バルバドス、セントルシア、
セントクリストファーネイビス、セントマーティンの5つの島に寄れるのでリーズナルブルだろう。
ちなみに、わざわざプエルトリコに来てくれる同行者がいなく一人クルーズだけれども、
二人で同キャビンであれば一人600ドルくらいとかなり安い。
一時帰国まで残り一ヶ月。
2016年の夏休み最後のハイライトとして、
一時的に節約型バックパッカーであることを忘れてカリブ海クルーズを満喫する。


8月28日当日。
5泊滞在したCondadoのMango Mansionをチェックアウト。
週末バカンスに来たアメリカ人がほとんどで、住み込みで働いている若者も多い。
西欧人旅行者も数人いるけれども日本人はもちろんアジア人も皆無、
バックパッカーすら少ないMango Mansionでは完全にアウェーな気分だった。
世界中からのバックパッカーが夏休みシーズンに押し寄せてバスの予約や宿探しが困難だったキューバの後だとなおさらそう思う。
それでも陽気なチリ人と言葉を交わしたり、
寛げるダイニングルームでプエルトリコ名物のバカルディを飲みまくったりと有意義に過ごせた。


午後2時半からのクルーズのチェックインにあわせてオールドサンフアンに向かうべくバス停で待つ。
が、待っても待っても市バスが現れず。
日曜日だから本数が少ないのだろうか。
辛抱強く30分以上待っていると通りすがりのおばさんが日曜日はまったくバスが運行していないと教えてくれる。
いきなり出だしから困難にぶつかるカリブ海クルーズ。
Condadoからクルーズ発着所のオールドサンフアンまで4キロ以上あり、
蒸し暑い中歩いて行く気になれない。
船に乗るまで節約バックパッカーなのに出費覚悟でタクシーに乗るしかない。
タクシー代15ドルに荷物代が上乗せされて16ドルだった。

午後2時過ぎにクルーズ発着所に着くとすでに乗客が並んでいる。
何よりも目に飛び込んでくるCarnivalの巨大クルーズ船。


人生初クルーズであり、こんな大きな船に乗るのも初めての経験で興奮がおさまらない。
早速列に加わって搭乗手続きを進める。
オンラインでチェックインを済ませてプリントアウトしたボーディングパスを見せ、
荷物のタグをつけてセキュリティチェック。
空港での手続きと変わりない。
チェックインカウンターではパスポートを見せ、写真を撮られてから
キャビンの鍵であり、乗り降りの際に必要なカードを受け取る。

意外だったのは乗客の顔ぶれ。
クルーズというと白人カップルや年配の方、家族連れが多いイメージだったが、
実際は3000人くらいの乗客の半分以上は黒人。
アフリカ系アメリカ人のカップルや友達同士、家族や若者グループが多い。
その次はプエルトリコ発着だけあってプエルトリコ人が多く、
黒人に比べると少ないけれどもアメリカ人の白人も目立つ。
ショーの際に司会者が観客に国籍を尋ねるときもアメリカ人、プエルトリコ人が9割、
たまにヨーロッパ人カップルやブラジル人、メキシコ人を見かけたりする。
キューバに溢れていた日本人や韓国人、中国人はクルーズの7泊8日で見ることはなく、
アジア系のアメリカ人やカナダ人を1日2、3回見かけるくらい。
日本人バックパッカーにとってアウェーすぎる世界になりそう。
また、当然クルーズだからかハネムーンや結婚記念を祝うカップル、夫婦、
誕生日を祝う家族連れが目立ち、
自分のように一人で参加している人はなかなか見かけない。
アウェー感がより募ってくるカリブ海クルーズ。
不思議なことにクルーズ船内で働く乗務員や清掃員にインド系やフィリピン人が多く、
メキシコやキューバで日焼けして真っ黒な自分はフィリピン人の乗務員と思われていたかもしれない。

バックパックは先に預け、手持ちのリュックのセキュリティーチェックも終えていよいよ船内へ。
すべてが初めてで戸惑いが多いが、毎日部屋に配られる1日のイベント表を見ながら慣れていく。
キャビンは安い部屋を選んだのでオーシャンビューじゃないし、広さはないけれども、
ドミトリーばかりに宿泊している中米、メキシコの旅の後だとありがたみのあるプライベートルーム。
アメリカのモーテルやビジネスホテルにありそうな部屋だ。


夕方くらいになると毎日バスタオルで作った動物がベッドに飾られている。
リゾートホテルでしか見たことがないのでニンマリしてしまうサービス。


船がプエルトリコを出港するのは午後10時。
午後10時が実質上クルーズのスタートとなる。
でもバックパッカーの旅からかけ離れたクルーズでの極上の時間はすでに始まっている。
すでに3時近いけどランチが食べられるので船内廻りは後にして食事へ。
屋上デッキのプールに併設したようなオープンなグリルのビュッフェを食べられる。


チェックインが始まってばかりで乗船客が多くないといえ、
グリルのビュッフェに長列ができている。
クルーズの日々において食事にありつくまでの列は避けられないのかもしれない。
グリルに並ぶのはいかにもアメリカっぽいハンバーガーや肉など、
隣にあるモンゴル風ウォックにてタイ風麺も注文してクルーズ始まって早々がっつく。


物価高のプエルトリコでたいしてうまいものが食べられなかったので大満足。
一時帰国までの一ヶ月間より物価が高いアメリカとカナダを旅するので、
これからの8日間、3食遠慮せずに食べまくりたい。
そう思っているのはバックパッカーの節約魂が抜けないからであろう。

いきなり腹いっぱいになってからクルーズ船内を探索してみる。
まずは屋上のオープンデッキ。
リゾート風のプールがあり、イベントのステージ会場がある。


プールにはビーチチェアが並べられており、とても船上のデッキとは思えない。
ジャグジーはいつも混み合っていそうだ。



舳先に向かってみると、ジョギングコースがあり、ミニゴルフ場まである。


今回利用するクルーズ船はCarnival Fascination。
サンフアンのクルーズ発着港に同会社の別の船も停泊しており、
いかに巨大な船なのか実感できる。


隣の船と同様、後方には子供達が遊べるウォーターパークがある。
まさに動くアミューズメント施設という感じ。


船内に入ると吹き抜けのアトリウムがあり、
ツアーの申し込みやATMでの引き出しができるようだ。
またアトリウムの中心にあるバーではライブミュージックが流れており、
高級ホテルのロビーさながら。



スパやジムがあり、かしこまった夕食をとれるレストランが3つほど。
ショーが行われるコンサートホールがあり、洒落たバーカウンターにカジノ、
カラオケバーにクラブ、のんびりとできる図書館に子供のゲームコーナー。
他にもカフェや免税店、アートギャラリー、小・中学生向けのイベント会場などもある。
この船内だけで暮らしていそうな空間が広がっている。





残念ながらアルコール代は含まれていないものの、
オールインクルーシブのようなクルーズ船内で気兼ねなく贅沢できる。
7泊8日も過ごせばバックパッカーの気質も希薄になりそう。

午後9時くらいから乗客全員が集まっての防災レッスンがあり、
解散してからいよいよ出航。
鼓膜が破れそうな大きな汽笛が鳴り、巨大クルーズ船はゆっくりとサンフアン港を離れていく。
隣の船と同様、この船も美しくライトアップされているのだろう。
プールがあるメインのステージからカーニバルっぽいラテン系音楽が流れ出す。
落ち着いた豪華客船ではなく、庶民的なアメリカ人やプエルトリコ人向けのパーティークルーズのようだ。



じょじょに遠くなるサンフアンの夜景を眺めながら、
これから訪れる米領バージン諸島、バルバドス、セントルシア、セントクリストファーネイビス、
セントマーティンまでの道程を思ったりした。




カリブ海クルーズ2日目。
エアコンが効いて寒いくらいの快適なキャビンで熟睡し、
アラームでセットした8時前に起きる。
廊下はひっそりとしているが、屋上デッキに出るとすでに米領バージン諸島のセントトーマス島に到着していた。
若干雲があるものの、青い海が広がっている。
10階建てのビルの高さがあるクルーズ船から眺めるセントトーマス島の町シャルロットアマリーは朝日を浴びて輝いている。



早くも街歩きに繰り出したい衝動を押させてまずは贅沢なクルーズタイム。
朝からバイキングをがっつく。
ソーセージ、卵、フルーツ、デザート、ジュース、コーヒーと昨日まで滞在していたサンフアンのホステルのコンティネンタル・ブレックファーストと大違い。
普段ならこれだけの量と質の朝食をとれたら節約のためランチはカットしていただろう。
セントトーマス島の滞在時間は16時半までなので、
島観光に時間がかかって船内でのランチに間に合わないようであれば昼飯なしでも十分。


朝から腹いっぱいで苦しく、二度寝したくなってきたが、
まだ2日目なので元気よく下船する。


軽装とリュックでクルーズ船を出てシャルロットアマリーまで歩く。
船着場から街の中心まで2キロ近く離れており、タクシーを使う人が多い中、
ここは当然歩く。
クルーズ船の外ではいつも通りのバックパッカー。
土産を買ったり、セントトーマス島で有名な免税店巡りをするまでもない。

海沿いを歩いていき、振り返るとCarnival Fascinationが場違いの大きさでセントトーマス島に溶け込んでいる。


朝早いからか、もともと人口が少ない島だからか、
シャルロットアマリーまで閑散としている。
近場の他の島を訪れるにはボートを利用するようだ。
セントトーマス島はこのクルーズ最初の寄港地なので、
船から離れすぎて戻れなくならないように別の島へ行かないでおく。


ベランダが小綺麗な建物が並ぶ小さなシャルロットアマリー。
正直、中米やキューバ、プエルトリコのコロニアルの街を見た後だと普通のアメリカの田舎町のように見える。



言語も英語が使われており、プエルトリコに比べて異国感が薄くなった気もする。
寄港地第一弾なのでこれくらい抑えた方がいいのかもしれない。
免税の島だけあって免税店ばかりだが冷やかしに入るまでもない。



シャルロットアマリーの近くにビーチもなく、
海自体もそれほど綺麗なわけでないセントトーマス島。
クルーズ船内の酒は高くて飲めないので、近場のスーパーに行って缶ビールを買って飲んだりした。
なお、船内に持ち込めるのは搭乗時のワインボトル一本のみ。
寄港地でラム酒のボトルや缶ビールを買って持ち込むことは禁止されている。
空も曇ってきたので、まだ早い14時頃にクルーズ船に戻り、
カットする予定だったランチビュッフェをがっついた。
この日はカリブ料理。
日によってバイキングの料理が異なるようで飽きることがなさそう。



カリブ海クルーズ3日目は島に寄らない海上だけの時間。
セントトーマス島から800キロ離れたカリブ海東端のバルバドスへ向かっていく。









にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
↑↑
いいね!と思われましたら
閲覧ごとにクリックお願いします!

0 件のコメント: