2017年4月12日水曜日

マエブールからイルオセルフへ日帰り旅行(2017年3月9日)

モーリシャスで一番有名なのがイルオセルフ(Ile aux Cerfs)。
南北に並ぶ無人島の向かい合ったビーチが干潮時になると繋がるという。
干潮時に海面から現れるサンドバンクや島と島を歩いて渡れる砂州に似ているのかもしれない。
マエブールからローカルバスと観光客用のボートを乗り継いで日帰り旅行でイルオセルフを訪れる。



モーリシャス2日目もぱっとしない天候。
雲が多く、陽光が差し込んだと思ったらすぐに雲に隠れたりする。
気分屋のモーリシャスの天候とにらめっこしているわけにもいかず、
8時にホテルで朝食を終えてから海パン姿でイルオセルフ日帰り旅行に出発する。
朝方雨が降ったらしくアスファルトが濡れており、強い日差しもあって朝から蒸し暑い。

マエブールののんびりとしたバスステーションで宿のおじさんに教えてもらったフラック(Centre de Flacq)行きのバスを探す。
ツアー参加でなく、マエブールから自力でイルオセルフを訪れる場合、
フラックにてTrou d'Eau Douce行きのバスに乗り換えてそこからボートに乗るのが一般的らしい。
乗り込んだフラック行きのバスドライバーは親切でイルオセルフ行きのボート乗り場で下ろしてやると言う。
フラックでTrou d'Eau Douce行きのバスに乗り換えの必要がないのだろうか?
ちなみにインド系のモーリシャス人はバイリンガルで普段は変なアクセントのフランス語で会話しているが、旅行者には流暢な英語で語りかけてくる。

島の内陸部は灰色の雲が厚いようだ。
サトウキビ畑がひたすら続く車窓。


鬱蒼とした緑に覆われた山の頂が雲から現れる。
小高い山、サトウキビ畑、ときどき現れる植民地時代の遺跡。
どことなくカリブ海クルーズで訪れたセントクリストファーネイビスに似ている島である。
南インド洋の島国は初めてなのに目にする景色に既視感が生じる。


乗り合いバスに1時間ちょっと揺られてドライバーから声がかかる。
ここで降りて右手に折れて進んでいくと船着場にたどり着けるようだ。
地図を見ると、Trou d'Eau Douceよりかなり南のDeux Freresという場所で降りたことになる。


ちょっと心配だったがイルオセルフ行きのボート乗り場の案内板が見えて安心。
親切なバスドライバーに教えてもらわなかった気付きもしなかった。


民家が並ぶ一本道を進んでいくと、すぐに小さなボート乗り場が見えた。



周囲に誰もいない閑散とした波止場と思ったら、どこからかおじさんが現れ、
イルオセルフかと聞かれるのでそうだと答える。
10時半に他の観光客が来るので合流するなら500ルピー(1600円)、
一人でボートをチャーターして今すぐ出発なら1200ルピー。
待ち時間は30分くらいなので500ルピーを先払いしてレシートのような紙を受け取り、ゆっくりと待つ。
もともとフラックでバスの乗り換えがあると思っており、
正午前にイルオセルフに着ければいいと思っていたくらいだから十分時間がある。

10時半にフランス人の子連れ夫婦が現れ、小型ボートに乗り込む。
すぐにイルオセルフに行くのかと思ったらイルオセルフと反対側の滝を先に訪れるとのこと。
正直あまり滝に興味はないが便乗ボートなので仕方がない。


岸壁が両サイドに迫った川のような水路を進む。


途中野生の猿を見る。
モーリシャスにも猿が住んでいるとは違和感がある。


西欧人ばかりのツアーボートが多い中、入れ替わり滝壺に近づく。
小さな滝だが意外と迫力がある。


西欧人でぎゅうぎゅう詰めになった他のボートがどんどん滝から離れていくのに、
フランス人と4人だけの自分らのボートは近場の岩場に停泊し、
降りて滝を上から見に行く。
足場の悪い岩をその辺で寛いでいたインド系の男に引率されつつ登り、滝を見下ろす。


予想通り男はガイド料を200ルピー請求してきたが、ホテルに財布を置いてきたと言ってスルー。
滝を離れて先のボート乗り場にUターンする。
ここでなぜかフランス人家族がボートから降り、
代わりに東南アジア系のカップルとモーリシャス人なのかフランス語をしゃべるインド系の家族連れ8人が乗り込んでいた。
そしてイルオセルフと反対側、先の滝に向かっていく。
ボートドライバーに聞くと、再び滝を見てからイルオセルフに行くという。
最初のフランス人家族は滝しか見てないのに降りてしまったし、
何が楽しくて後で乗ってきた10人グループと同じ滝を見に行かなければならないのか。
無駄な30分間が滝に流れて不快感があったものの待つしかない。
二度目は人数が多いからか停泊することなく滝壺だけ見てすぐにUターンし、
今度こそイルオセルフへと向かっていた。


気がつけば陽光が差し込む時間が長くなっている。
青空が現れると綺麗なモーリシャスの海。


ヤシの木がなく、背の低い草木に追われた平坦な島が伸びている。
これがイルオセルフのようだ。
マングローブが密生するパナマのボカスデルトロを想起させる。


二つの無人島のビーチがすれすれで向かい合い、
ビーチとビーチの間を海水が流れているスポットに到着。


それにしても停泊しているボートもさることながら、
西欧人だらけで少なからずドン引き。


塩が引くまでまだまだ時間があるようで、南北の島の砂浜の間に浅瀬の海がある。
うわさ通り透明でクリスタルのような海。



干潮時に浅瀬がなくなり、南北のビーチが繋がって扇型の砂州が出現するそうだ。




もともと深くないので南北の島の間の海水を歩いて渡れる。
ちょうど真ん中が一番深くて腰くらい。
そしてビーチとビーチを流れる海水は速く、
カメラを持ちながら横断しようとすると足をとられそうで危ない。
海というより海から逆流する川のようだ。



まさに川に流される感じで浮きながら身を任せている人が多い。
自分みたいなカナヅチでも簡単に浮いてしまうのでやはり海水である。


南北のビーチに挟まれた海水は東から西に流れており、西側は穏やか。
東側より浅瀬ですでに砂州が海面から出ている。
2週間前にモルディブで見たサンドバンクに似ている。




ボートに戻る時間は午後4時。
マエブールのスーパーで買った菓子だけ食べてから浅瀬の海を歩き回ったり、
フランス人のおじさん、おばさんのグループみたいに逆流する川のような海水に流れながら遊ぶ。



海流の入り口の外には白い砂浜がずっと伸びている。
若干波があるものの楽園の原風景のようで綺麗なイルオセルフのビーチ。
モルディブと比べなければトップクラスだろう。





午後2時半も過ぎれば膝あたりだった海水がより浅くなっていく。
潮の流れも穏やかになり、一面クリスタルの絨毯のように見える。


向こう側の浅瀬ではしゃぐモーリシャス人。


午後3時にイルオセルフを離れるボートが多いからか、
急に西欧人の数が減り、のんびりとしたリゾートに変わっていく。
浅瀬から砂州が現れる海も穏やか。




東側の海流の入り口もじょじょに狭くなり、南北のビーチが繋がりつつある。


が、完全に潮が引く前にタイムアップ。
サンドバンクだらけになった浅瀬を見ながら帰りのボートへと向かった。



自力の日帰り旅行だけあって波止場に戻ってからマエブール行きのバス待ちに時間がかかり、
なんだかんだ18時にマエブールのバスステーションに到着した。










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