2015年8月2日日曜日

ビシュケクでのビザ待ちがてらイシククル湖への小旅行(2015年7月21日)

極暑のビシュケクのサクラ•ゲストハウスでだらだらと過ごし、
他の旅行者と毎晩ビールやウォッカを飲みながら談笑するのも楽しいけれど、
気分転換にイシククル湖に遊びに行く。
ビシュケクでいつ届くか分からないイランビザのインビテーションレターや
いつ申請出来るかも分からないトルクメニスタンビザのことで憂鬱になりたくない。
サクラ•ゲストハウスの日本人旅行者に声をかけて合計4人での週末旅行。
ラマダーン明けの土日にちょうどいい。

イシククル湖は東西180キロ、南北60キロの巨大な湖。
標高は1600mとビシュケクより高く、キルギスタン人の避暑地、
また夏のバカンスを求めるロシア人の避寒地として有名らしい。
サクラ•ゲストハウスの日本人旅行者メンバー4人で西バスステーション発のマルシュルートカ(ミニバス)で一番賑やかなチョルポンアタを目指す。

ビシュケクから4時間強でチョルポンアタ到着。
ビシュケクでの9日間毎晩ビールやウォッカを飲んでおり、
出発前夜も休肝日のつもりが飲んでしまってミニバスでは爆睡だった。
チョルポンアタのバスステーションで降りてからロンプラに載っているペガサス•ゲストハウスへ。
バスステーションから徒歩10分の近さである。
お湯が出るホースと冷水のシャワーが別々で体を洗いにくかったり、
トイレはモンゴルで体験した地面に穴を開けて足場に板を敷いただけの掘建て小屋だったりする。
ベッド一台、3人が雑魚寝出来るウォーターマットレスを用意してもらい、
4人部屋で1人400ソム(800円)。


男の子3人がいる家族のホームステイに近いゲストハウスだった。
やんちゃ坊主が可愛らしい。



遅めのランチを終えて早速イシククル湖へ。
幹線道路から湖畔まで500m以上あり、お土産屋やレストランが並ぶ小道を歩いて行く。
通りすがりの人はキルギスタン人よりもロシア系が圧倒的に多い。



急に目の前に開ける海辺
…いや、湖畔のビーチ。
ラマダーン明けの週末ということでビーチは人々で埋め尽くされている。


見た目はヨーロッパ的な海辺のリゾートだけれども、ラクダがいたりとロシア風の不思議さが漂う。


湖畔のビーチの人混みに圧倒されるも、バックグラウンドの天山山脈は圧巻。
海辺のリゾートと異なる湖畔リゾートの醍醐味かもしれない。



キルギスタン人やロシア人、あるいはカザフスタン人が湖水浴、日光浴を楽しむイシククル湖。
海がない内陸国のキルギスタンにおいて巨大な湖は海そのものだろう。
対岸を望むのは不可能。


子供達が湖畔のビーチで遊んでいる。
無防備で砂浜に寝そべっている若い女性についつい目がいってしまう。
もちろん美女の水着姿をガン見するわけにはいかないけれども。



標高が若干高めなのでサンダルを脱いで湖水に浸ってみるとちょっと冷たい。
海水パンツを持ってきたが使うことはなさそうだ。
他の3人も海水浴の格好ではなく、不自然な湖畔での記念撮影になる。


入場料か、入浴料か30ソム(60円)払い、桟橋のある方向に進んでいく。
多くの人が水中ジャンプしていて楽しそう。




ハングライダーやパラセイリングが飛んでいたり、
レンタルボートがあったりと水上アクティビティもさかん。
その辺の海辺リゾート以上に何でもありのイシククル湖にビザ待ちの憂鬱も吹き飛んでしまう。




湖の透明度は思っていたほどでなく、
海水浴が目的でない自分たちにとってちょっと物足りないイシククル湖。
それでも、地中海リゾートや東南アジアのビーチリゾートとは違う中央アジア独特のリゾートシーンが見れて興味深かった。
夜は美味いロシア料理を食べたり、
久しぶりのシーシャでまったりと話し合って充実した小旅行。
心地よい気分でゲストハウスに戻る途中に見上げた空には満点の星が輝いていた。

翌日の日曜日、チョルポンアタからカラコルへ日帰り旅行をし、
月曜日にチョルポンアタからビシュケクへ戻る。
火曜日には無事にウズベキスタンビザを取得でき、
10日経過しても音沙汰がないイランのインビテーションレターを待ちながら
サクラゲストハウスで再び飲み会の日々が始まる。




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