2015年8月9日日曜日

ビシュケクでのアゼルバイジャンビザ申請、これまでのビザ取得耐久戦経過(2015年8月1日)

ビシュケクからの2度目の週末旅行としてカザフスタンのアルマティを訪れ、
7月27日の月曜日に再びビシュケクに戻る。
サクラ•ゲストハウス初夜からすでに19日が過ぎ去り、
キルギスタンでのビザ取得耐久戦の後半がスタート。

7月10日に申し込んでから2週間以上経過しても届かないイランのインビテーションレターを辛抱強く待ちつつも、このままずるずるとイランビザがビシュケクで申請できない可能性も考慮してアゼルバイジャンのビザを申請する。
タジキスタン、ウズベキスタンと廻った後にトルクメニスタンから船でカスピ海を渡り、
アゼルバイジャンのバクーへ先に向かうルートになる。


また、アゼルバイジャンのビザが早く取得できたらビシュケク滞在中にトルクメニスタンのトランジットビザも取得しておきたい。
両ビザを順に申請している間にイランのインビテーションレターが届けばラッキー。
トルクメニスタンのビザ申請時に入出国日、入出国地点を記載する必要があるので、
トルクメニスタンの港町トルクメバシからバクーへの航海はほぼ確定。
ビシュケクでの5つ目のビザ、イランビザが取得できたあかつきには
アゼルバイジャンから南下してイランに陸路で入ろうと思う。
すでに取得したタジキスタンとウズベキスタンのビザ記載滞在期間も考えつつ、
デッドラインが8月18日頃のビシュケク滞在になりそうだ。
…中央アジア諸国のビザ事情について知らない人に話したら
難解なロシア文学のような内容になってきた。
自分の頭の中でも混乱してきたのでこれまでの経過と今後の予定を時系列に綴ってみる。

7/9(木)  ビシュケク到着
7/10(金) 午前10時、ウズベキスタン大使館に申請日を電話予約→14(火)午前10時申請と指示
       ペルシア•エージェンシーにイランのインビテーションレター依頼
7/11(土) ウズベキスタンビザ申請書をウェブ上で作成し、プリントアウト

7/14(火) 午前10時、ウズベキスタンビザを申請→17(金)に電話確認と指示
       正午、タジキスタンのビザも申請する→午後3時、タジキスタンビザ取得
7/17(金) 午後2時、ウズベキスタン大使館に電話確認→午後4〜5時にかけ直すよう指示
       午後4時半、ウズベキスタン大使館に再度電話確認→21(火)午前10時受取と指示

7/20(月) イシククル湖からビシュケクに戻る
7/21(火) 午前10時、ウズベキスタンビザ取得
       ペルシア•エージェンシーにてインビテーションレター催促①
       →いつ届くか不明とのこと

7/27(月) アルマティからビシュケクに戻る
7/28(火) アゼルバイジャンビザ申請に必要な書類準備
                    ペルシア•エージェンシーにてインビテーションレター催促②
                   →本国に電話確認してくれるとのこと
7/29(水) アゼルバイジャンビザ申請→8/5(水)に電話確認と指示

今後〜    アゼルバイジャンビザ取得後にトルクメニスタンビザ申請予定
       イランのインビテーションレターが届けばイランビザ申請
       8/18(火)頃ビシュケクを発ちタジキスタンに向けてオシュへ移動

ウズベキスタンとタジキスタンのビザはスムーズに取得できたが、
イランビザ申請に必要なインビテーションレターに翻弄されているビシュケク滞在となっている。


7月27日、28日はサクラ•ゲストハウスではなく、
サクラ•ゲストハウスから徒歩10分のDOSゲストハウスに気分転換に泊まってみる。
DOSゲストハウスは2014年にオープンし、南旅館、サクラ•ゲストハウスに続き日本人旅行者が集まる宿として有名らしいが、
自分がチェックインしたときには韓国人カップルと長期滞在の日本人男性しかいなかった。
家庭的な小さなDOSゲストハウスのキャパシティは10人。
朝食つきで400ソム(800円)のドミトリー、
食器や炊飯器がそろったキッチンと何人かで過ごすには楽しそうだけれども、
自炊をあまりしない自分ひとりではちょっと退屈。



何よりもwifi回線が弱く、ドミトリーでネットが繋がらなかったり、
wifi電波が届く中庭やキッチンでもときおり不安定になるのが玉にキズだった。
それでも、キルギスタンに入国する前の中国のカシュガルからずっと他の旅行者と一緒だったので
DOSゲストハウスでの2日間はほぼひとりでのんびりと過ごし、
アゼルバイジャンビザ申請の準備をする。
必要なのは以下のもの。

•パスポート
•パスポートのメインページのコピー
•大使館でもらえる申請書
•アゼルバイジャンでの旅程表
•滞在期間のホテル予約証
•3×4cmの写真
•申請料金無料

他国のビザと違い面倒なのはホテル予約証。
ネット情報によるとホテルの予約キャンセル無料のbooking.comがいいらしい。
サクラ•ゲストハウスで出会ったドイツ人はbooking.comでバクーのホテルを予約してから
ホテルから予約確定のサイン入りの書類をメールで送ってもらい、オンライン上でevisaを申し込んだと教えてくれたものの、
さすがに手間がかかるのでbooking.comでバクー7泊、シェキ5泊、バクー3泊の合計15泊分を予約し、
ノートパソコンのデスクトップにPDFとして予約証を保存して近場のコピー屋でカラーでプリントアウトしてもらった。
PDF化する際に英語、ロシア語、トルコ語などと選択できるが、とりあえず英語表記で統一させておく。
結果的にはこれで受領OK。
尚、自分の後に申請した人は旅程表に改行が少なかったので作成し直しと言われていた。
旅程表の体裁に気配りが必要なのかもしれない。




7月29日(水)、ひとりのんびりと過ごしたDOSゲストハウスから旅仲間が多いサクラ•ゲストハウスに移動する前に徒歩10分ちょっとのアゼルバイジャン大使館に向かう。


DOSゲストハウスからアゼルバイジャン大使館までは閑静な住宅街という感じ。
朝からして陽光が暑かった。
交差点を渡り、豪邸のある通りを進んで行くと、アゼルバイジャンの国旗が見え、
こぢんまりとした一軒家のような大使館に到着する。
まだ9時50分だったが、警備員がブザーを鳴らせと言うので押してみると、
開館時刻10時前に建物に入れてくれた。
金髪でジャケットを来た男性に社長室のような部屋に案内されて少し緊張感がある。
でも男性は親切な紳士で、丁寧にもてなしてくれる。
持ってきた旅程表と予約証をチェックしてもらってから申請書を男性の目の前で記入する。
紳士は自分のパソコンをいじりつつもちらちらと見てくる。
申請用紙に難しい記入事項はなく、パスポートに張られたビザの国々などを記入していく。
書き終えてから一通り見てもらい、一週間後の水曜日にビザが用意できたか電話するように言われ、
電話番号記載の小さな紙切れを受け取った。
取得は5〜10日かかるとのこと。

アゼルバイジャンビザを早く取得し、トランジットのトルクメニスタンビザをここビシュケクで申請できれば
ビザ取得耐久戦が一段落してようやく中央アジアの旅を再開できそうだ。




にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
↑↑
いいね!と思われましたら
閲覧ごとにクリックお願いします!

0 件のコメント: