モルディブ旅行4日目、実質上マーフシ島滞在最終日はシュノーケリングとサンドバンクを訪れるツアーに参加する。
カナヅチの人間でも十分楽しめるシュノーケリングで透明度抜群のモルディブの海の世界を堪能し、360度海に囲まれたサンドバンクでバカンス残りの時間を過ごす。
センターラ・ラスフシ、アダーラン・クラブ・ランナリの二つの1島1リゾートへの日帰り旅行を終え、
3日目の夜に翌日のシュノーケリングツアーを申し込みに行く。
シュノーケリングでウミガメやエイ、サメを見られる確率が高いそうで、
またイルカを見たり、360度海に囲まれたサンドバンクでランチを食べたり、
ローカルな島に立ち寄ってくれる。
マーフシ島宿泊客に一番人気があるツアーでもある。
1島1リゾート日帰りと同様、人が集まっているツアーを申し込めばいいと楽観的に考えていたのが、20時に訪れたiCom toursにおいてすでに午前中のシュノーケリングツアーは満員だった。
半日ツアーで15ドルと安いiCom toursだけあって残念。
結局前夜ランナリの日帰りを申し込んだ別ホテルのレセプションに出向き、
35ドルの1日ツアーを30ドルに値引きしてもらって申し込んだ。
マーフシ島出発9時半、戻りが16時半と半日ツアーより長い。
当日の朝、宿から歩いて2分の海辺で朝焼けを見る。
雲が多めで日の出は半端だったけれども、ピンク色に染まる朝焼けに魅了される。
マーフシ島滞在最終日、海の世界を眺める前に幸先がいい。
充実していたシュノーケリングツアーもやがて終了。
つい数日前まで南インドを旅行していたのが遠い過去に感じるようなモルディブ4泊5日となった。
翌日の朝マーフシ島を離れ、マーレ経由で空港にたどり着いてから、インドともモルディブとも世界観が違いすぎるシンガポールへ夜行フライトで向かう。
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カナヅチの人間でも十分楽しめるシュノーケリングで透明度抜群のモルディブの海の世界を堪能し、360度海に囲まれたサンドバンクでバカンス残りの時間を過ごす。
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シュノーケリングでウミガメやエイ、サメを見られる確率が高いそうで、
またイルカを見たり、360度海に囲まれたサンドバンクでランチを食べたり、
ローカルな島に立ち寄ってくれる。
マーフシ島宿泊客に一番人気があるツアーでもある。
1島1リゾート日帰りと同様、人が集まっているツアーを申し込めばいいと楽観的に考えていたのが、20時に訪れたiCom toursにおいてすでに午前中のシュノーケリングツアーは満員だった。
半日ツアーで15ドルと安いiCom toursだけあって残念。
結局前夜ランナリの日帰りを申し込んだ別ホテルのレセプションに出向き、
35ドルの1日ツアーを30ドルに値引きしてもらって申し込んだ。
マーフシ島出発9時半、戻りが16時半と半日ツアーより長い。
当日の朝、宿から歩いて2分の海辺で朝焼けを見る。
雲が多めで日の出は半端だったけれども、ピンク色に染まる朝焼けに魅了される。
マーフシ島滞在最終日、海の世界を眺める前に幸先がいい。
毎日同じメニューなのが残念だけれども、親切なバングラデシュ人に用意される朝食を食べ、別ホテルでの待ち合わせ時刻9時前に出発。
待ち合わせ場所のレセプションでシュノーケルマスクと自分サイズのフィンを受け取る。
ビーチタオルも借りる。
イギリス人の家族だけがいて少人数でラッキーと思っていたら、
波止場に停まっているボートがすでに20人近くの西欧人で埋まっていて失望。
いくら人気があるツアーとはいえ、人数が多いと海中で窮屈になりそう。
沖に出ると雲間から青空が出ており、相変わらず綺麗なモルディブの海。
浅瀬と深い青色のグラデーションに飽きることがない。
マーフシ島近くのヤシの木に覆われたリゾート、Biyadhooを通過していく。
水上コテージがない1島1リゾートも良さそうだ。
そしてボートはエンジンを止めて第一弾のシュノーケリングスポットに到着。
ボートからサファイアブルーで澄んだ海が見える。
その先が浅いサンゴ礁らしく一気にエメラルドブルーに変わっている。
珊瑚が真下に見えるところは水深2〜3メートル、
深くて青いドロップオフは30〜40メートルと全く異なるそうだ。
なお、珊瑚を傷つけないために浅めの部分でフィンのまま立ち上がるのが禁止とのこと。
マスクとシュノーケルをつけ、フィンを履き、もちろんジャケット着用しておそるおそる海に飛び込む。
入ってすぐ水が冷たく感じるものの、すぐに気にならなくなる。
シュノーケリング第一弾は自由気ままに泳いで見て回れるので、
他人にぶつからないよう水中を鑑賞する。
同行のまきよさんがGOプロを持っているので水中写真を撮ってもらう。
穏やかで透明な海中を珊瑚礁が覆い、カラフルな熱帯魚が戯れる水族館のような世界。
水深3メートルから30メートル以上に落ち込むドロップオフのポイントでは急に青さが増し、
螺旋状に泳ぐ魚の群れに感動。
普段メガネをかけている人間がメガネなしでも眺められる竜宮城のような光景だった。
どれくらい泳いでいたか分からないが、
珊瑚に隠れたり顔を出したりして遊んでいる熱帯魚を見てシュノーケリング第一弾が終了。
ゆっくりとボートに戻ると足がふらついていても気分高揚したままだった。
ボートが移動して第二のシュノーケリングスポットへ。
ここからガイドに引率されて自力で泳いでいく必要がある。
深いところから水中に入り、ボートが近づけない浅いサンゴ礁を抜けて、
その先の深い部分で回り込んで待っているボートに合流するようだ。
グループからはぐれないように一生懸命フィンを動かして進んでいく。
珊瑚の絨毯の上を泳ぎ回る魚がうじゃうじゃいる。
しばらくしてガイドが手を挙げて呼んでいるので頑張って泳いで行ってみると、なんとウミガメ。
昨年夏のベリーズのキーカーカーでシュノーケリングツアーに参加した際もウミガメを見たけれども、
モルディブの方がキーカーカーより透明度が高いし、ウミガメを間近で目の当たりにできる。
フレンドリーなウミガメはガイドに近づいているようだ。
瞬く間にツアー客に囲まれたウミガメはゆっくりと海底に潜っていた。
シュノーケリングのツアーガイドに引率され、助手のGOプロで撮影されながらグループは一方通行で泳いでいく。
透明度が高くても深くなると底が見えない青い世界。
助手のように深く潜れたら神秘的な光景が見えるのだろう。
ちょっとブサイクな顔をした魚が珊瑚の背後から現れてびっくり。
恥ずかしがり屋の魚なのか、すぐに逃げてしまった。
不意に本日二匹目のウミガメが現れる。
自分が浮いているすぐ真下を悠々に泳いでいくウミガメ。
あまりの至近距離で手が届きそうなくらいだった。
しばらくするとガイドの呼び声とともに多くのツアー客が集まってきて、
四方八方から撮影されながらやがて逃げてしまった。
二匹のウミガメも間近で見れて大満足のシュノーケリングとなった。
サンドバンクでのランチ前にイルカ鑑賞スポットへ。
すぐ近くに見慣れた島が見えると思ったら、
2年前の初日に訪れた1島1リゾートのリヒヴェリだった。
水上コテージを持たない遠浅の海に二つの小さな無人島が浮かぶ天国のようなリゾートである。
やがてイルカが現れる。
数匹のイルカではなく、あちこちでたくさんのイルカの集団が泳いでいる。
口元が緩みっぱなしでイルカを目で追う。
まるで訓練されたイルカのように水中から顔を出しては飛び回っている。
華麗なバク転を披露してくれるイルカもいる。
水族館でこんな自然体のショーはお目にかかれないだろう。
あまりにも人懐っこいイルカたちはボートが旋回すると群れで後を追いかけてくる。
揺れる船で写真を撮ろうとするツアー客をあざ笑うかのようにぴょんぴょん飛び跳ねている。
ボートすぐ真下を泳ぐイルカを眺めつつイルカウォッチング終了。
これほど多くのイルカを一度に見たのは人生初であり、
しばらく胸の高鳴りがおさまらなかった。
このツアーの醍醐味であり、モルディブ随一でもあるサンドバンク上陸。
干潮時に海の中から真っ白な砂州が現れる幻想的な光景を期待していたのだが、
ツアーで立ち寄ったのは観光客用のサンドバンク。
満潮近いのにサンドバンクの面積は広いし、中心部に植物も生えておりちょっとがっかり。
リヒヴェリの無人島で見たサンドバンクにかなり劣っている。
他のツアーグループも上陸しており、人口密度が大きなサンドバンク。
そもそもサンドバンクはかなり浅瀬の部分に瞬間的に現れる砂州なので普通のボートでは上陸できないだろう。
この観光客用のサンドバンクではある程度までボートが近づき、途中から降りて歩いていくもの。
下半身が浸水する水深なので荷物は頭に担いで歩いていく。
上陸前の失望と裏腹に間近で見ると透明で綺麗すぎる海水に純白のサンドバンク。
人が多くなければ楽園の理想図に違いない。
昼食前に数分とかからない360度透明なエメラルドブルーに囲まれたサンドバンクを一周。
蛇行した波打際は静寂で、これこそモルディブのウォーターワールド。
1島1リゾート日帰り2日間のビュッフェに比べると物足りないサンドバンクでの弁当だけれども、
シュノーケリングで疲れているので一気に食べ終わってしまう。
この3日間、快晴のもとモルディブのバカンスを楽しんできた運が尽きてしまったのか、
午後から急に天候が崩れて雲が多くなる。
雲間からわずかに陽光が差し込む瞬間を利用して楽園気分を味わう。
多少小雨がぱらつく中、ローカルな島を最後に訪れ、
モルディブ人の生活感も垣間見る。
つい数日前まで南インドを旅行していたのが遠い過去に感じるようなモルディブ4泊5日となった。
翌日の朝マーフシ島を離れ、マーレ経由で空港にたどり着いてから、インドともモルディブとも世界観が違いすぎるシンガポールへ夜行フライトで向かう。
きっとモルディブで見た白い砂浜やエメラルドブルーの海、ウミガメやイルカの余韻に浸りながら浦島太郎の気分でモダンなシンガポールの街をぶらつくのだろう。
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