2017年3月16日木曜日

南インドからの格安モルディブ旅行、マーレからマーフシ島へ(2017年2月22日)

ちょうど2年前にシンガポールからの往復航空券とホテル代5泊含めて56000円だったモルディブ旅行。
個人旅行者向けのお手頃なホテルがあり、1島1リゾートへの日帰り旅行の起点となるローカルなマーフシ島に滞在すれば安くモルディブのバカンスを楽しめる味をしめてしまった。
南インドからモルディブへの航空券も安めで、コーチンから14000円。
インド旅行中に2月の誕生日を過ごすのも味気ないので、
2015年同様、誕生日を含めた4泊5日のモルディブ旅行を1ヶ月前のスリランカ滞在中に決めた。
航空券はコーチンからマーレのエアインディアの14000円にあわせて、
マーレからシンガポールへのタイガーエアの17000円で合計31000円。
なお、最近ではクアラルンプールからもエアアジアのモルディブ直行便が運行されており、
タイミングよくプロモーションが見つかれば、シンガポールやクアラルンプールからマーレ往復20000円以下というフライトもあるようだ。
2年前に自身で投稿した記事も読み直しておく。

・シンガポールからのモルディブ旅行(2015年2月22日)

・マーフシ島からの1島1リゾート日帰り① リヒヴェリ(2015年2月23日)

・マーフシ島からの1島1リゾート日帰り② ヴァドゥ(2015年2月24日)

・モルディブ旅行最後のマレ探索(2015年2月26日)

シンガポールからコロンボ経由のスリランカ航空利用のために暗くなってからマーレ空港に到着した前回と異なり、エアインディアは午前10時にマーレに到着する。
十分当日の午後3時マーフシ行きのフェリーに間に合う。
空港隣のフルマーレ島にわざわざ一泊する手間も省け、マーフシ島に4泊もできるのがありがたい。

また、誕生日が含まれたシンガポールの旧正月時期に一人で人生初のモルディブ旅行にいた2015年と違って今回は二人旅。
中央アジア、コーカサス、イランでちょくちょく会い、
インド前のスリランカを一緒に回ったまきよさんと同じ日程でコーチン発の航空券を購入し、マーフシ島のホテル、Dream Lagoonを4泊も予約済み。
表示価格は5000円だけれども、宿泊税や環境保護税など上乗せされて7500円になった部屋を割り勘にできる。
モルディブ出発1ヶ月前に予約したからか、3000円で宿泊できるホテルが見つからなかったのでちょっと高め。
結局、南インドのコーチン→マーレ→シンガポールの航空券31000円とDream Lagoonの4泊分15000円の46000円とお手頃な料金で2年ぶりのモルディブ旅行を計画できた。
そうそう、マーフシ島滞在中に二つ1島1リゾートを日帰り旅行で訪れるつもりなので、
一回につき10000円前後の出費を覚悟しておかなければならない。


南インドからモルディブに飛ぶ2日前に旅から脱線してバカンスを一緒に過ごすまきよさんとコーチンで合流。
正確にはコーチンを21時45分に発ち、22時半に到着するトリバンドラムで空港野宿し、
翌朝9時20分にトリバンドラムからマーレに飛ぶフライト。
よくあることだが、トリバンドラムからマーレの直行便を買うよりもコーチンからトリバンドラム経由のマーレ行きを買う方が安かった。
つまり、コーチン→トリヴァンドラムは国内線であり、
一度荷物を受け取って空港を出て、早朝6時にトリバンドラムの国際線にチェックインしなおす必要があった。
なぜかトリバンドラムの空港では出発3時間前にならないと空港の出発カウンターがある建物に入れてくれない。
蒸し暑くて蚊が多い外で野宿することは不可能なので、本来再入場不可のアライバルにて係員にお願いして中で待たせてもらった。
手すりのついたベンチで工夫して仮眠を取るのは楽でない。
ハネムーンの聖地のモルディブ旅行といえど、あくまでバックパッカーのスタイルを通す。

トリバンドラムからマーレまで1時間ちょっとのフライト。
後半目覚めてから小汚いエアインディアの窓ガラスからでもサンゴ礁が美しいモルディブの島々を眺めた。
4週間のインド旅行も終わり、バックパッカーの旅からかけ離れた極上リゾートでのバカンスに口元が緩んでしまう。


簡単なイミグレを抜け、荷物を受け取って空港から出るとすぐ視界に広がる青い海。
空港前のボート乗り場の海の透明度からして感動してしまう。



バックパックを背負ったままボート乗り場で撮影していると、
ちょうどマーレ行きのボートが出るところで慌てて波止場の窓口でチケットを購入して乗り込む。
チケット代は10ルフィア(70円)。
ドル払いだと高くなるので、空港で現地通貨ルフィアを両替しておく。
すぐに世界一人口過密な島であり、首都であるマーレに到着。
マーフシ島行きのフェリーは空港からのボートが到着する島の北東側の波止場でなく、
南西端にあるVilingilliフェリーターミナルから出る。
前回は午前発のマーフシ島行きのフェリーに乗るためタクシーでフェリーターミナルへ向かったが、
午後3時のフェリーに乗る今回は時間を持て余しているので徒歩で向かう。


距離的には2キロくらいだけれども、蒸し暑くて汗が出てくるし、
路上駐車のバイクだらけの道を歩くのはしんどい。
インドから来ても町歩きが一筋縄でいかない人口過密なマーレである。


Vilingilliフェリーターミナルからマーフシ島行きの船はモルディブの休日の金曜日を除き毎日15時に出港しており、マーフシ発マーレ行きは毎朝7時20分。


また、掲載の時刻表によると日曜、火曜、木曜にマーレ発マーフシ行きが午前10時、
土曜、月曜、水曜にマーフシ発マーレ行きが午後12時45分にあるようだ。


マーレ発マーフシ行きのチケットは22ルフィア(150円)、
逆のマーフシ発マーレ行きが30ルフィア(210円)とちょっと高い。
ドル払いだとどちらも2ドルだけれども。
2時間かからないくらいののんびりとした船でマーフシ島へ。


すぐに水上コテージが並ぶ1島1リゾートが現れる。
2年前に日帰り旅行で訪れたヴァドゥ(Adaaran Prestige Vadoo)。


残念ながらモルディブ初日は雲が多く、海の青色が薄い。


夕暮れ前にマーフシ島に到着。
フェリーを降りて早々、4泊するDream Lagoonからの出迎えがあり嬉しい。


ボート乗り場から徒歩2分のDream Lagoon。
そもそも縦長のマーフシ島は南北1キロちょっと、東西200メートルの小さな島。


平らな島自体が真っ白な砂で形成されており、すべての道がビーチといった感じ。
車やバイクも限られており歩いているだけで癒される白いマーフシ島。


白い砂に立つ平屋はパステルカラーで可愛らしく、
宿代が安ければ何日も沈没してみたいローカルな島である。


Dream Lagoonの部屋は4室だけ。
ホテルというより家庭的なゲストハウスであり、それでいて朝食や掃除などのサービスはリゾート並みで、インドから来るとスタッフの気配り、部屋の綺麗さに脱帽する。
もちろん、二人で7500円もするゲストハウスだけれども。


一泊5万円から20万円以上もする1島1リゾートの日帰り旅行については2015年も利用したiCom toursで空港野宿明けのシャワーを浴びてから検討するとして、
日の入りまで時間があるのでマーフシ島西側のビーチを見てみる。
小さなビーチだけれども砂浜は純白で、透明度は高い。
ビーチ沿いに並ぶヤシの木が味を出している。


2年前以上にロシア系の家族やマレーシア人が多いマーフシ島。
遊戯で遊ぶマレーシア人女性もいる。


ローカルなマーフシ島において海水浴できるのはここだけ。
島の北側にも綺麗な海がり、ここも観光客向けに整備されつつある。
雲が多くても透明度が高いとすぐにわかる海水。



雲間から薄っすらと夕日が現れてモルディブ初日は終了。
静かなローカルな島なのでスローな時間が流れていく。


日が暮れるとビーチ近くにテーブルが並べられ、
近くのリゾートがディナービュッフェを12ドルで提供している。
アルコール禁止のマーフシ島だけあって観光客が静かに食事をしている。


バックパッカーの自分らは12ドルのビュッフェに手を出さず、
ローカル食堂で2ドルのモルディブ風フィッシュカレーライスを食べた。


翌日からの天気予報は晴れ。
三日間マーフシ島を起点に1島1リゾートを訪れたり、シュノーケルツアーに参加しようと思う。
夢のモルディブバカンスはまだ始まったばかり。








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