2014年7月13日日曜日

クアラルンプールのインド人街、リトルインディアを訪れる(2014年7月11日)

すでにクアラルンプール5日目。
今回のクアラルンプール滞在は快適で日数の経過が早い。
コンパクトにまとまっているクアラルンプールでは中華街、
ペトロナスツインタワーがあるKLCC、
繁華街のブキットビンタン、インド人街などをぶらつく。
目的なしに街歩きしていても飽きない都市はいい。





また、すでに日本に一時帰国された翼、あゆみ夫妻に続き、
同じくバンコクで出会って、数日間一緒に過ごしたエベちゃん、みさこさんカップルとも再会。
エベちゃん、みさこさんも自分や翼、あゆみ夫妻と同じく世界一周中。
ちょうどミャンマーを縦断し、インドに飛び立つ前に寄ったクアラルンプールにて久しぶりに会った。
夕食を一緒に食べてから、数日前の再現のようにペトロナスツインタワーを訪れ、
記念撮影をしたり、光と音と水のショーを堪能したりした。
前回と違い、行きも帰りもLRTを使ったので楽だった。
ミャンマーから一気にクアラルンプールに飛んでくると、
都会感にびびってしまっているそうだ。






クアラルンプールにはインド人街、リトルインディアが2つあるようなので訪れてみる。
一方のインド人街は古いモスク、マスジットジャメの近くにあり、
2001年に初めてクアラルンプールを訪れたときからその都度立ち寄っていた。
他方はクアラルンプール•セントラル駅南西にあり、
今回の訪問で初めて存在を知ったリトルインディア。
どちらをインド人街、リトルインディアと呼ぶか違いはなさそうだが、
セントラル駅近くの方はブリックフィールズという別名を持っている。

まずはお馴染みのマスジットジャメ近くのインド人街。
サリーを売る店やインドポップをスピーカーから流すインド人街は過去らしく、
今現在はサリーよりもマレー系の女性服を売る店が多く、
通りを往来するのはインド系よりもマレー系の買い物客の方が多い。
インド人街というよいり、衣服、生地の市場という感じがする。



ただ昔から変わらない街の猥雑さはインドっぽい。
露店が多い通りでは車やバイクの行き来もあり、
歩きにくかったりする。
インド人街のすぐ向こうには高層ビルがそびえている。
やはりクアラルンプールはモダンな東南アジアの都市だ。




せっかくインド人街に来たので、本格的なインド料理を食べる。
インド人街の中心は衣服の露店や中華街と変わらない観光客向けのバッグやTシャツを売る店が多く、
裏側の通りを探索してようやく南インドカレーが食べられる店を発見。
ひょっとすると中華街近くの方がインド系が多いし、
簡単にインド料理店をすぐに見つけられるかもしれない。
バナナの皮に載せられたベジタブルミールは南インドそのままの味で美味しかった。
5.5リンギット(170円)と納得の料金。
他のインド系の人をまねて、右手でご飯とカレーをすくって食べる。




別の日にセントラル駅近くのリトルインディア、ブリックフィールズを訪問する。
セントラル駅周辺はオフィス街でもあり、
高層ビルが立ち並ぶ光景やサラリーマン、OLがランチタイム、帰宅時に溢れる駅の風景は
東京や香港と変わらない。
オフィスビルの狭間をLRTが走っており、
こんなモダンなセントラル駅近くにリトルインディアがあることが信じ難い。




昼間から多くの人が行き交うセントラル駅からエスカレーターで地上階に降り、
空港行きの安めのバスが連なる乗り場を歩いていくと、
リトルインディアの標識が見える。
そのまま進んでいくと、ヒンドゥー教の寺院を思わせるようなカラフルなロータリーが見えた。


ロータリーの先にブリックフィールズと呼ばれるリトルインディアが広がっていた。
カラフルなアーチに歩道、カレーのスパイスやインセンスの香り、
スピーカーから流れるインドポップは紛れもなくインド。
訪れる度にインド色が薄くなっていくマスジットジャメ近くのインド人街とは異なり、
ブリックフィールズは本格的なインド人街である。
シンガポールの巨大なリトルインディア、ロンドンのインド系移民が集まるサウソールを思わせる。




まずは昼食。
前回に続き南インドカレー。
セルフサービスでバナナの皮の上に玉子や野菜カレーなど何種類か載せて4リンギット(130円)。
他のインド料理食堂で食べるよりずっと安い。
安くて、本場南インドの味で美味しいのだから、
ランチだけのためにブリックフィールズに通ってもいい。




リトルインディアは一本の通りがメインなので、
歩き回るのに時間はかからないが、
サリー、アクセサリー、インド映画のDVD、ヒンドゥー教の神様の置物、
お香を売る店が凝縮されており、一軒一軒見て回ってインド気分を味わえる。




ブリックフィールズのメインの通りに歩道橋があり、
そこからリトルインディアを眺めると、
セントラル駅周辺のオフィス街とのギャップに現実感が湧かない。



色鮮やかな通りから離れて、南東の方に歩いていくと、
ヒンドゥー教寺院があった。
カラフルな神様が細かく彫られている寺院の屋根は北インド風ではなく、
あくまでも南インド風、タミル州なんかで見てきたものだ。


とはいえ、ヤシの木に囲まれた南インドの田舎の寺院のイメージから遠く、
高層マンションやモノレールに囲まれた小さなお寺だったけれども。
ブリックフィールズのインド人街はクアラルンプールに相応しくモダンな世界のようだ。



クアラルンプールにはこれからも何回か滞在するので、
インド人街、リトルインディアには何度も足を運びそうだ。






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